私のせい？ (you) ページ28
木曜日…
当直のため出勤した私は何故か同僚から拍手で迎えられた
「何事…？」
ユミ「結婚おめでとう…的な？」
「え…？」
師長「ユミ主任もA主任も婚約者がいるなら早く言ってよ…」
ユミ「すみません…
でも結婚式がいつになるかまだ分からないから決まってからと思っていたんです
Aもそれは同じで…」
そうなの？
師長「院長には私の方から話しておくわ
2人がこのままここに残れるように進言して来るから任せて？
じゃあちょっと行ってくるわね？」
申し送り前なのに師長はナースステーションから去って行った
その後同僚たちからこれでもかというほど祝福の言葉を浴びせられた私とユミさん…
そしてユミさんの仕切りで申し送りが始まり当直スタート…
日勤のユミさんは業務を終えても帰宅せず私に貼り付いていた
ユミ「ごめんね？
いい機会だと思ったから私の事とまとめて師長に話したんだよ
まさかこんな大事になるとは…」
独身主任2人組が結婚するというのだから大騒ぎになるのは当然だ
「大丈夫
どうせ当直明けに結婚するって話そうと思っていたから…」
ユミ「チャンミンが心配してるってユンさんから聞いてさぁ…」
「チャンミンは私が言わないと思ってたのかな？」
ユミ「言わないんじゃなくて…
Aの事だから言い忘れるんじゃないかって心配してたみたいだよ？
それで北海道行きを回避出来なくなるんじゃないかってね」
「さすがの私でも忘れないよ…」
ユミ「チャンミンって過保護だよね」
過保護か…
私が子供みたいだから心配なのかな？
ユミ「愛されてる証拠だよ」
「そうだね」
ユミ「あ…帰ってきたよ？」
師長がナースステーションに戻って来た
ユミ「師長おかえりなさい！」
師長「ただいま〜
…って…
何故新堂さんまで居るの！？」
え？
恐る恐る振り返った私とユミさん…
私たちの背後にはタクミが立っていた
タクミ「A…
結婚するのか…？」
ユミ「新堂さんには関係ないですよね？」
タクミ「関係ある」
師長「関係ありませんよ？
新堂さんは病室に戻って下さい？」
タクミ「Aのせいで俺は結婚出来なくなったのにどうしてAだけ結婚するんだよ！？」
タクミは松葉杖をカウンターに叩きつけた
タクミ「お前のせいで俺は婚約破棄になったんだぞ！？」
私のせい…？
タクミ「お前があの日俺の元に来たりしたからだ！」
あの日ってタクミが事故に遭った日の事…？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 616人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソル(プロフ) - はるさん» お！マジすか？それは良かった〜(笑) (2018年10月28日 0時) (
レス) id: 141f36d0fd (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ウォー夢のような話だぜ。って、常に脳内にある話をソルさんが文字にしてくれている〜(笑)カムサハムニダ^ ^ (2018年10月27日 17時) (レス) id: 884c6663a2 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - wakaさん» 多分そうだね。やっと効力発揮か…？(笑) (2018年10月26日 23時) (レス) id: 141f36d0fd (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - ユンさんが渡したナプキンもしかしてユノ直筆の・・・・ (2018年10月26日 21時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» いつもの私なら『私』を我慢させたかも知れないけど今回は違う感じにしてみました〜。この後色々な戦いが起こりそうで、結局3章行き決定です(笑) (2018年10月26日 19時) (レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2018年10月9日 1時
