確信 (you) ページ23
私の両手から逃れたチャンミンの右手は私の両手を包み込んだ
そしてベンチに座っている私の前に跪くと私をじっと見た
チャミ「Aもユミさんと同じ状況になれば病院に留まれますか？」
「どういう意味ですか？」
チャミ「結婚すればって事です」
「それは分かりません…」
正直本当に分からない
ユミさんはまだ上司にその事を話していないし…
チャミ「もしユミさんが上手くいったらAも真似したらいいです」
「真似って…？」
チャミ「Aも結婚するって言ったらいいです
だから北海道には行けないって…」
誰と…？
チャミ「誰と？って顔してますね？」
「はい」
チャミ「まさかAには俺以外にも男が居るんですか？」
「居るわけないです」
チャミ「じゃあ俺しか居ませんよね？」
開いた口が塞がらない私…
チャミ「本当に結婚しようと言ってるのではありません
俺と結婚すると話しておけばいいって意味です
もしも上司さんに嘘じゃないのかって言われたら俺の写真でも見せたらいいです」
師長や院長に…？
2人はチャンミンの事を知っているから私の頭がおかしくなったと言われるのが目に見えている
チャミ「不満そうですね…」
「そんな事はありません
ただ私の上司はチャンミンさんの事を知っているので…」
チャミ「あ…
院長先生には会ってましたね…」
「そうですよ？」
チャミ「じゃあ口止めしたらいいです」
あくまでも結婚する設定に…？
「人の口に壁は立てられません」
チャミ「だとしてもこの事でAの夢が守れるのなら本望です
Aがこのまま病院に留まりいつかオペ室に戻れれば俺も幸せです」
ふわっと微笑んだチャンミンに抱きしめられた私…
チャミ「A…
無謀な策だと思っているかも知れないけど乗ってみてくれませんか？
今は嘘でもいつか必ず現実にしてみせますから…
約束します」
どうして…？
こうして抱きしめ合う事が精一杯な状態の関係なのに…
どうしてそんな約束が出来るの…？
チャミ「俺はAだと確信しているんです」
「確信…？」
チャミ「はい
Aは違うんですか？
俺との未来が見えませんか？」
チャンミンとの未来…
今が精一杯でまだ考えた事なかったかも…
チャミ「時期尚早かも知れない
だけど俺はこの先の未来を共に歩んでいくのはAだと確信しています」
「難しい日本語を知っているんですね…」
照れ隠しに余計な部分を突っ込んでみた私…
俺たちのスピードで (changmin)→←決意 2 (changmin)
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ソル(プロフ) - はるさん» お！マジすか？それは良かった〜(笑) (2018年10月28日 0時) (
レス) id: 141f36d0fd (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ウォー夢のような話だぜ。って、常に脳内にある話をソルさんが文字にしてくれている〜(笑)カムサハムニダ^ ^ (2018年10月27日 17時) (レス) id: 884c6663a2 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - wakaさん» 多分そうだね。やっと効力発揮か…？(笑) (2018年10月26日 23時) (レス) id: 141f36d0fd (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - ユンさんが渡したナプキンもしかしてユノ直筆の・・・・ (2018年10月26日 21時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» いつもの私なら『私』を我慢させたかも知れないけど今回は違う感じにしてみました〜。この後色々な戦いが起こりそうで、結局3章行き決定です(笑) (2018年10月26日 19時) (レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2018年10月9日 1時
