相手も人間 (nao) ページ6
「付き合うのはこっちで…
結婚するのはこっちにしろよ？」
A「あり得ない…」
姉貴は呆れ顔で俺を見ていた
「あのな〜
絶対に無理な事なんてないんだ
初めからあり得ないとか思ってたら何も始まらないんだよ
諦めんな！」
そうは言ったものの…
俺だって姉貴がこの2人とどうにかなるとは思えない
相手は大スターだ
だけど可能性は皆無ではない
呆れ顔のままの姉貴の手を引いてコクーンへ向かった
A「本当に服買うつもり？」
「いや…
今日だけ東方神起のファンになりきってやる」
A「そっか…」
嬉しそうに笑った姉貴…
姉貴が笑ってくれるのならこれくらいの試練は乗り切ってやる
「お前は買うだろ？」
A「私もこのままでいい」
マジかよ？
「落とす気はないって事か？」
A「落とす！？」
「相手も人間なんだから可能性は皆無じゃない」
A「人間…？」
姉貴はキョトン顔だ
2人も人間だろ？
マジで大丈夫かよ？
「とにかく好きだって事だけはちゃんと伝えて来い！」
A「無理」
確かにこれほど緊張していたら無理かもな…
姉貴の手はずっと小刻みに震えたままだ
「捕って食われる訳じゃないんだから落ち着けって…」
A「何なら食われてしまいたい」
真顔でそう呟いた姉貴を見て噴き出してしまった俺…
食われてしまいたい…？
本心か？
だとしたら病気だ
A「笑わないで」
「悪い悪い
だったらもう食われて来い！」
A「もしもの時はそうする」
もしもの時って何だよ？
面白い奴だ
ため息をついた姉貴は本屋に入った
後ろをついて行く俺…
だけど姉貴が立ち止まる事はなかった
その後コクーン内をふらふらしてトントラなる物を見学し終えた頃には開場時間になっていた
A「そろそろ中に入ろうか？」
「そうだな」
チケットを発券してもらい会場内へ…
「アリーナAブロックってどこ？」
A「え…？
Aブロック！？」
「そう書いてある」
姉貴は慌ててチケットに目を落とした
A「嘘だぁ〜！」
大声で叫んだ姉貴の手を離れたチケットはひらひらと舞いながら床に落下…
それに気付いた女性が拾ってくれた
A「ありがとうございます」
女性「あらAブロックなのね！？
至近距離で2人を拝めるなんて羨ましいわ！
楽しんでね？」
笑顔で去った女性の背中を呆然と見送っている姉貴…
その目はウルウルしていた
重症…
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ソル(プロフ) - 沙羅さん» 沙羅さんも来週お誕生日なのですね！少し早いけど…おめでとうございます！チャンミンをお贈りいたします！←怒られる(笑)リンって誰なんでしょうね…？答えは2章で(笑) (2018年10月14日 20時) (
レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - ochameさん» 私、超能力者かも…なんて(笑)お誕生日おめでとうございます！素敵な夜をお過ごしくださいませ♪ (2018年10月14日 20時) (レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - はるさん» この物語の2人は臆病な感じだね。でも実際相手がチャンミンじゃあ余程自分に自信がない限りそうなる気がするな。2章では急激に恋が動くと思われますので今後ともよろしくお願いします！ (2018年10月14日 20時) (レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 一気に冷雨になってしまいましたね・・・何があったのか、そしてリンとは？？？誰なのかも気になりチャンミンがどう動いてくれるのか・・・。誕生日ウィーク？私は来週です(笑) (2018年10月14日 19時) (レス) id: 8a6a26968f (このIDを非表示/違反報告)
ochame(プロフ) - ソルさん、超能力者？私も明日(いや今日か)誕生日〜(^^)チャンミンをプレゼントもらって超うれしい！ (2018年10月14日 3時) (レス) id: 2cb778d22c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2018年10月3日 1時
