運命の引き金 (yunho) ページ28
久しぶりに降り立った北海道はすっかり秋だった
チャミ「秋の北海道もいいですね〜」
「そうだね」
チャミ「暑くもなく寒くもなく丁度いいです」
「うん」
会場入りした俺たちはリハを終えて本番を待つばかりの状態
ユン「ライブが終わったら旨いものでも食おう」
チャミ「大賛成です」
ユン「店は佐々木さんが押さえてくれた」
チャミ「ありがとうございます」
ユン「とびきりオシャレして来てくれ」
「高級店なんですか？」
ユン「いや…知らん」
知らないんだ…？
チャミ「オシャレするも何も…
ホテルに戻らずに行くんですよね？」
ユン「そうだ」
チャミ「じゃあもう遅いです」
ユン「言うのが遅かったな
すまんすまん…
ハハハ！」
ユンさんはヘラヘラしている
本当に悪いと思っているのだろうか？
「そういえば…
最近ナオさんとは連絡を取り合ってるんですか？
Aさんの首の状態が気になってて…」
ユン「取り合ってるぞ？
Aさんの首の痛みは良くなったそうだ」
良くなったと言う割には浮かない表情を見せているユンさん…
チャミ「もしかして他に何かあったんですか？」
ユン「いや…さぁ…」
明らかに様子がおかしい
チャミ「あの夜…
Aさんが戻ってこなかった事と何か関係あるんじゃないですか？」
あの夜って…
チャンミンが倒れたあの夜の事…？
ユン「あれは…
何度も言うように仕事が立て込んでて戻れなかっただけみたいだ」
チャミ「そうですか…」
これ以上聞いてもユンさんは何も言わない気がした
チャンミンもそれ以上何も聞こうとはしなかった
だけどAさんに何かが起こった事だけは確かな気がする
でも俺たちがそれを知る方法はない
ユンさんが控え室から出ていくとチャンミンはため息をついた
「どうした？」
チャミ「ファンとの距離を詰めるべきじゃなかったと今になって後悔しているんです」
「ファンって…
まさかAさんの事？」
チャミ「そうです
深入りしすぎるのは良くありませんね…
ファンに対してはいついかなる時も平等でなければならなかったんです
それなのに俺は…」
目を伏せたチャンミン…
一度だけの偶然ならそれで終わりに出来たかも知れない
だけどチャンミンは二度もそれを経験した
二度の偶然はチャンミンの心にどのような変化をもたらしたのだろう？
チャンミンの運命の引き金はもう引かれてしまったのかも知れない
そう思わせる程チャンミンは悲しげな表情を見せていた
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ソル(プロフ) - 沙羅さん» 沙羅さんも来週お誕生日なのですね！少し早いけど…おめでとうございます！チャンミンをお贈りいたします！←怒られる(笑)リンって誰なんでしょうね…？答えは2章で(笑) (2018年10月14日 20時) (
レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - ochameさん» 私、超能力者かも…なんて(笑)お誕生日おめでとうございます！素敵な夜をお過ごしくださいませ♪ (2018年10月14日 20時) (レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - はるさん» この物語の2人は臆病な感じだね。でも実際相手がチャンミンじゃあ余程自分に自信がない限りそうなる気がするな。2章では急激に恋が動くと思われますので今後ともよろしくお願いします！ (2018年10月14日 20時) (レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 一気に冷雨になってしまいましたね・・・何があったのか、そしてリンとは？？？誰なのかも気になりチャンミンがどう動いてくれるのか・・・。誕生日ウィーク？私は来週です(笑) (2018年10月14日 19時) (レス) id: 8a6a26968f (このIDを非表示/違反報告)
ochame(プロフ) - ソルさん、超能力者？私も明日(いや今日か)誕生日〜(^^)チャンミンをプレゼントもらって超うれしい！ (2018年10月14日 3時) (レス) id: 2cb778d22c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2018年10月3日 1時
