2人の王子様 (you) ページ12
黒塗りの車から男性が降り傘をさしてこちらの方に向かって来た
霧雨に邪魔されてその男性の顔はよく見えない
ユン「ユノ！？」
ユノ…？
私はナオを見た
ナオは何故か笑いをこらえている様子…
佐々木「アイツ正気かよ！？」
その男性は私の前に立つと自分が差していた傘の中に私を入れてくれた
私を見下ろすその男性はユノにしか見えない
幻覚？
ユノ「風邪引きますよ？」
声までユノだ
目も耳もどうかしたに違いない
ユノ「良かったら俺たちとさっきの続きをしませんか？」
俺たち…？
さっきの続き…？
首をかしげた事でまた首に痛みが走った
「痛たた…」
ナオ「アホ」
「だって…」
ナオ「お前は黙って彼のご厚意に甘えさせてもらえ」
「え…？」
ナオ「ミーグリの続きを堪能しながら終わるのを待ってろ」
続きってやっぱりミーグリの事なの…？
つまり本当にユノって事…？
恐る恐る顔を上げた私を見下ろしていたのはやはり優しい微笑みのユノ…
そしてまた足が一歩後退…
ユノ「行きましょう？」
「いえいえそんな…」
恐れ多い事この上ない
無理だよ…
ユノ「僕たちの事が嫌いですか？」
「大好きだと言ったはずです…」
自分でも驚くような小声…
ユノに聞こえていませんように…
ユノ「じゃあ問題ありませんね？
行きましょう」
聞こえていたらしい…
不意にユノの手が私の肩を持った
そして半ば強引に連れ込まれた黒塗りの車の中…
そこにはもう1人の王子様…
チャミ「いらっしゃいませ」
「お邪魔します…」
2人の王子様の間に座らされた私…
ミーグリよりも凄い状況に陥りただただパニック…
チャミ「首大丈夫ですか？」
「大した事ないので大丈夫です」
チャミ「でも油断は大敵です」
「はい…」
チャミ「髪…濡れてます」
そう言って私の髪の毛をタオルで拭き始めたチャンミン…
「自分でやりますので…」
ユノ「だってよ？」
チャミ「俺じゃ不満ですか！？
そんなにヒョンがいいですか！？」
怒らせちゃった…
でもそうじゃない
不満な訳ないよ…
ユノ「きっと遠慮してるんだよ」
チャミ「遠慮は無用です」
そうは言われても…
チャミ「俺たちを応援してくれているんですよね？
その事へのお礼ですから遠慮は無用です
応援してくれてありがとうございます」
ユノ「ありがとうございます」
2人の優しすぎる口調に胸が熱くなった
私の目に狂いはなかったようだ
1人ミーグリ (yunho)→←誠実でありたい (changmin)
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ソル(プロフ) - 沙羅さん» 沙羅さんも来週お誕生日なのですね！少し早いけど…おめでとうございます！チャンミンをお贈りいたします！←怒られる(笑)リンって誰なんでしょうね…？答えは2章で(笑) (2018年10月14日 20時) (
レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - ochameさん» 私、超能力者かも…なんて(笑)お誕生日おめでとうございます！素敵な夜をお過ごしくださいませ♪ (2018年10月14日 20時) (レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - はるさん» この物語の2人は臆病な感じだね。でも実際相手がチャンミンじゃあ余程自分に自信がない限りそうなる気がするな。2章では急激に恋が動くと思われますので今後ともよろしくお願いします！ (2018年10月14日 20時) (レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 一気に冷雨になってしまいましたね・・・何があったのか、そしてリンとは？？？誰なのかも気になりチャンミンがどう動いてくれるのか・・・。誕生日ウィーク？私は来週です(笑) (2018年10月14日 19時) (レス) id: 8a6a26968f (このIDを非表示/違反報告)
ochame(プロフ) - ソルさん、超能力者？私も明日(いや今日か)誕生日〜(^^)チャンミンをプレゼントもらって超うれしい！ (2018年10月14日 3時) (レス) id: 2cb778d22c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2018年10月3日 1時
