安堵 (changmin) ページ2
青白い光を抜け俺とヒョンが辿り着いたのはAが生きていた時代だった
信じられない…
だけど目の前にはさっきの映像と同じ光景が広がっていた
そして火の海の中から何とかAを助け出す事に成功した俺たち…
脱出すると同時に建物は音を立てて崩れ落ちた
ユノ「間に合ったね…」
「…はい…」
安堵感に浸っていた時…
俺の腕の中のAがピクリと動いた
「A！？」
A「…チャンミン…？」
俺の名を呟いたAは静かに目を開けた
「A…良かった…」
A「チャンミン…」
俺を見たAの目からポロポロと大粒の涙がこぼれ落ちた
弱々しく微笑んだAを強く抱きしめた瞬間これが夢ではなく現実なのだと実感出来た
ユノ「チャンミン…ここだと人目に付く
とりあえずどこかに身を隠そう」
「はい…」
立ち上がった俺たち…
そこに現れたAの弟シンさん…
ヒョンとシンさんは目を丸くしてお互いをじっと見合っていた
シンさんの服はさっきの映像より酷く焼け焦げ露わになった皮膚のヤケドもさっきより酷い状態
シン「私と一緒に来てください！」
ユノ「え…？」
シン「早くここを出なければお2人は捕まってしまいます」
シンさんに導かれ俺たちは景徳宮を脱出した
歩くのがやっとな状態のシンさんをヒョンが支え俺はAを背負い暗い夜道を歩き続けた
そして辿り着いたのは立派な門構えの邸宅…
Aとシンさんの実家らしくシンさんは一度中に入り直ぐに戻って来た
シン「オモニからは許可を得たのでここに隠れていてください」
俺たちはシンさんに促され中に足を踏み入れた
迎え入れてくれたのはAとシンさんのオモニ…
そのオモニに誰かの面影を見たけどそれが誰なのかは分からなかった
ヒョンも同じだったのかAのオモニをじっと見つめていた
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ソル(プロフ) - ssk413さん» 最後までお付き合いいただきありがとうございました。お楽しみいただけたようでとても嬉しいです！またぜひ遊びにいらしてくださいね！ (2018年3月30日 1時) (
レス) id: 94615f823f (このIDを非表示/違反報告)
ssk413(プロフ) - 時空を超えたお話、とても面白かったです！次回のお話も楽しみにしてますね！ (2018年3月30日 1時) (レス) id: 09a8b21a1e (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» 沙羅さんありがとうございます！初の時代劇絡みでドキドキでしたが何とか書き終える事が出来ました。ユノが王でチャミが王の側近…もしくは女の王と側近チャミ…的なお話を書きたくなっている今日この頃です(笑)←また時代劇だし(笑) (2018年3月27日 13時) (レス) id: 94615f823f (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - wakaさん» ユノとギュのとこまで書ききれなかった事が悔やまれる。そこの部分は皆様の想像にお任せするという事で…(笑) (2018年3月27日 13時) (レス) id: 94615f823f (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ギュウ〜重要人物だったのね〜チャンミン親馬鹿万歳ですよ！時を超えてやってきた感謝のユノの前世もナイスです！またついでが良い（笑）ソルさんお疲れさまでした。季節を肌で感じ時代を魅せる良いお話でした。 (2018年3月27日 7時) (レス) id: 8a6a26968f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2018年3月22日 23時
