2人の関係 (yunho) ページ45
昨夜サランからAが戻って来たとの連絡を受けていた俺とキュヒョンはチャンミンの家に向かった
現在AM7時…
早朝から迷惑だろうとは思いつつも俺たちは逸る気持ちを抑える事が出来なかった
到着するとチャンミンは何故か憔悴しきっていた
キュヒョン「Aはどこだ？
戻って来たんだろ！？」
チャミ「戻って来たけど消えた…」
キュヒョン「え…？」
チャンミンは少し前に起こったという出来事を話して聞かせてくれた
「どういう事なんだ？
どうして…」
チャミ「全部俺のせいなんです」
チャンミンは涙を見せた
チャミ「俺がAの事を忘れていたから…」
「え？」
チャミ「Aは俺の…」
言葉が続かないチャンミン…
キュヒョン「Aはお前のヌナなのか…？」
チャンミンは目を見開いてキュヒョンを見た
チャミ「どうして…」
キュヒョン「Aがこの世を去った後俺はAの実家を訪れ一枚の写真を見つけ出した
家族らしき4人が写った写真だった
そこには小学校に入る前くらいのお前とAが写っていた…」
俺は自分の耳を本気で疑った
だけどキュヒョンの揺れる目を見てそれが事実なのだと理解した
キュヒョン「だけどお前はその事を全く覚えていないようだったから黙っていたんだ」
チャミ「俺はシム家の養子って事なのか…？
実は13歳以前の記憶がないんだ…
Aが俺のヌナだったと思い出したのもさっき事故の時の映像が浮かんできたからで…」
キュヒョン「そうか…」
チャミ「Aは俺が家族だと知っていたのか…？」
キュヒョン「忘れたか？
Aも記憶を失っていたんだぞ？
Aは事故の事を思い出すのが怖いから家族については何も知りたくないと話していた
だからAは実家の場所を知っていたにもかかわらず一度も訪れていない
つまりAが家族写真を目にする事はなかったという事だ
だからAは何も知らずにお前と恋に落ちた…
その後のAが家族の事を思い出したかのかどうかは俺にも分からない
でも思い出したんじゃないかと思う…」
チャミ「どうしてそう思う？」
キュヒョン「お前との別れの後Aが俺に言ったんだ
これで良かったんだと…」
Aとチャンミンは姉弟だという事か…？
でも変だ…
俺はAに弟が居たという事実を記憶していない
Aが光州から引っ越した後に誕生した弟ならともかく2歳差の弟の存在を俺が知らないはずはない
だから以前キュヒョンからAには弟が居たと聞いた時違和感を感じたんだ
一体どういう事なんだ…？
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ゆみ(プロフ) - おひさしぶりです。以前もソルさんのお話を読ませて頂いたゆみです。やっぱり読むたびに涙が出てしまい…お話に感動してます。このお話だけでなく、ソルさんのかくお話は何度も読みたくなるほど引き込まれてしまいます（笑）また〜お邪魔させて頂きます。 (2019年12月6日 11時) (
レス) id: 0ab89a49dc (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - motomatoさん» 2人はお互いを守ろうと必死だった…素敵ですよね。きっと素敵な家庭を築いていってくれる子余でしょう。最後までおつきあいいただありがとうございました！ (2019年6月10日 13時) (レス) id: f783cd171d (このIDを非表示/違反報告)
motomato(プロフ) - 一方通行ではなくて、お互いがお互いを思って守る…って素敵ですね！ありがとうございました！ (2019年6月10日 8時) (レス) id: bba7275c40 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» 沙羅さ〜ん、ありがとうございます(泣)もっと幸せな日々を書きたかったから潜り過ぎたことを反省した作品でした。一瞬PCが復活したのですね！コメントいただきとても嬉しかったです。ありがとうございます！ (2019年6月8日 18時) (レス) id: f783cd171d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 潜って、潜って、潜って・・・見えたぁ〜海に潜ってザバァッと地上に出たような感じです。いやぁ〜見せられましたね。ソルさんお疲れ様でした。PS：一瞬だけ復活しているPCから大急ぎで読んで来ましたよ。 (2019年6月7日 23時) (レス) id: ec31f29c69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作成日時：2019年5月7日 1時
