何度も何度も (sarang) ページ31
パパが眠りの世界に旅立って1週間…
アッパの時と同じようにパパも何事もなかったかのように目覚めた
勿論検査の結果も特に異常なし
キュヒョン「サラン…心配かけたな」
「本当だよ！
で？気分はどうなの？」
キュヒョン「こうしてまたサランの顔を見れた事は最高だけど…
その反面最悪な気分でもある」
最高と最悪が混在してるって事？
で…何が最悪なの？
意味不明…
チャミ「キュヒョンもダメだったって事か…」
ユノ「みたいだな」
アッパとオッパは顔を見合わせため息をついた
キュヒョン「俺もダメだったってどういう意味だよ？」
チャミ「Aを救えなかった…違うか？」
パパは目を見開いた後アッパを穴が開くほどじっと見つめた
キュヒョン「あれは夢じゃなかったのか…？」
チャミ「多分な…」
キュヒョン「そうか…
道理でリアルなはずだな…」
ユノ「Aを救えなかったにしても何かを変えられたのか？」
キュヒョン「俺の大きな後悔三つのうち二つは解決する事が出来ました」
チャミ「その後悔って何なんだよ？」
キュヒョン「1、初めて買った車の助手席にAを乗せたかったのにそれが出来なかった事
2、俺の家族にAを紹介していなかった事」
それを聞いたアッパとオッパは苦笑いを浮かべた
チャミ「あの頃のお前はそんなにAの事が好きだったのか？」
キュヒョン「お前なんかよりずっと前からAの事が好きだった
お前にAを紹介するんじゃなかったよ」
これって一大事じゃないの？
だけどパパとアッパは何故か微笑み合っている
謎だ…
チャミ「残念だったな…
Aが選んだのが俺で」
キュヒョン「Aは男を見る目がないから仕方ない」
チャミ「Aが聞いたら怒るぞ？」
キュヒョン「怒ってもらいたい
あの頃のようにな？」
チャミ「そうだな…」
2人は昔を懐かしむかのように穏やかな表情を見せた
ユノ「今度は俺の番か？」
チャミ「きっとそうですね」
ユノ「でも変だな…
チャンミンが戻って来て間もなくキュヒョンが向こうの世界に行った
それなのに2人は同じ場面を経験した」
チャミ「あぁ…確かに変ですね
この世界と向こうの世界の時の流れは一致していないのかも…
向こうの世界のAは何度も何度も同じ場面を経験したと話していました
でもそれが何度なのかは分かりません」
キュヒョン「何度も何度も…？」
ユノ「しんどいよな…
Aの心が折れる前に何とか救ってやらないと」
3人は強く何度も頷き合っていた
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ゆみ(プロフ) - おひさしぶりです。以前もソルさんのお話を読ませて頂いたゆみです。やっぱり読むたびに涙が出てしまい…お話に感動してます。このお話だけでなく、ソルさんのかくお話は何度も読みたくなるほど引き込まれてしまいます（笑）また〜お邪魔させて頂きます。 (2019年12月6日 11時) (
レス) id: 0ab89a49dc (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - motomatoさん» 2人はお互いを守ろうと必死だった…素敵ですよね。きっと素敵な家庭を築いていってくれる子余でしょう。最後までおつきあいいただありがとうございました！ (2019年6月10日 13時) (レス) id: f783cd171d (このIDを非表示/違反報告)
motomato(プロフ) - 一方通行ではなくて、お互いがお互いを思って守る…って素敵ですね！ありがとうございました！ (2019年6月10日 8時) (レス) id: bba7275c40 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» 沙羅さ〜ん、ありがとうございます(泣)もっと幸せな日々を書きたかったから潜り過ぎたことを反省した作品でした。一瞬PCが復活したのですね！コメントいただきとても嬉しかったです。ありがとうございます！ (2019年6月8日 18時) (レス) id: f783cd171d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 潜って、潜って、潜って・・・見えたぁ〜海に潜ってザバァッと地上に出たような感じです。いやぁ〜見せられましたね。ソルさんお疲れ様でした。PS：一瞬だけ復活しているPCから大急ぎで読んで来ましたよ。 (2019年6月7日 23時) (レス) id: ec31f29c69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作成日時：2019年5月7日 1時
