強い想い (yunho) ページ12
Aの携帯の中でキュヒョンの名前を見つけた時は本当に驚いた
それで俺はキュヒョンがAの男なのだと勘違いした
だからSuperJuniorのマネージャーに二度目の連絡を入れた後直ぐに病院を去った
キュヒョン「マネージャーにAの事を知らせてくれたのはヒョンだったんですね？」
「あぁ…
通話履歴と電話帳にはお前と俺の名前しかなかったから…」
それ以外本当に何もなかった
勿論チャンミンの痕跡も…
だからその時の俺はAとチャンミンとの関係には気付けなかった
「マネージャーへの二度目の電話の時に赤ちゃんはサランと名付けてほしいと頼んだ事がちゃんとお前に伝わったんだな…？」
キュヒョン「はい
Aが亡くなった事を知ると同時に赤ちゃんは無事だと知って凄く複雑な気分でした」
キュヒョンの目から涙がこぼれ落ちサランがハンカチでそれを拭いてあげた
だけどサランの目からも涙が溢れ出した
サラン「アッパはどうしてママと別れたりしたんだろう？
毎晩ママの写真を見つめながら泣くほどなのに…」
キュヒョン「大切な物は失って初めて知る…
きっとそうだったんだろ？
Aと別れた頃のチャンミンはまだ19歳だったんだ
無理もない」
サラン「パパならどうしてた？
もしパパがアッパだったらママを捨てたりした？」
キュヒョンはふっと笑った
キュヒョン「俺なら何があってもAを捨てたりしなかった
あの頃の俺は心からAに惚れていた
俺のAへの強い想いはチャンミンには絶対に負けていなかったはずだ」
だからキュヒョンはサランを引き取ったのか…
心から愛するAの娘だから…
キュヒョン「だけどAが選んだのはチャンミンだった…」
サラン「ママは男を見る目がなかったのかもね？」
キュヒョン「だよな？」
サラン「アッパの娘である私が言うのは変だけど…
私ならパパかユノオッパを選んだもん」
俺も候補？
心から嬉しい…
キュヒョン「ハハハ
ユノヒョンが相手じゃ勝てる気がしないな」
サラン「ママが生きていたらお説教ものだったよ！
男の趣味が悪い！ってね」
キュヒョン「でもチャンミンがAの相手じゃなければお前は存在しないんだぞ？」
サラン「あ…そっか…」
2人は笑い出した
ここにチャンミンが居たら2人はお説教を食らっていたに違いない
サラン「アッパは目覚めてくれるよね？」
キュヒョン「大丈夫だ
アイツはそんなに軟な男じゃない
ですよね？ヒョン？」
「そうだな
そのうち何事もなかったかのように目覚めてくれるよ」
俺は自分自身にもそう言い聞かせた
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ゆみ(プロフ) - おひさしぶりです。以前もソルさんのお話を読ませて頂いたゆみです。やっぱり読むたびに涙が出てしまい…お話に感動してます。このお話だけでなく、ソルさんのかくお話は何度も読みたくなるほど引き込まれてしまいます（笑）また〜お邪魔させて頂きます。 (2019年12月6日 11時) (
レス) id: 0ab89a49dc (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - motomatoさん» 2人はお互いを守ろうと必死だった…素敵ですよね。きっと素敵な家庭を築いていってくれる子余でしょう。最後までおつきあいいただありがとうございました！ (2019年6月10日 13時) (レス) id: f783cd171d (このIDを非表示/違反報告)
motomato(プロフ) - 一方通行ではなくて、お互いがお互いを思って守る…って素敵ですね！ありがとうございました！ (2019年6月10日 8時) (レス) id: bba7275c40 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» 沙羅さ〜ん、ありがとうございます(泣)もっと幸せな日々を書きたかったから潜り過ぎたことを反省した作品でした。一瞬PCが復活したのですね！コメントいただきとても嬉しかったです。ありがとうございます！ (2019年6月8日 18時) (レス) id: f783cd171d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 潜って、潜って、潜って・・・見えたぁ〜海に潜ってザバァッと地上に出たような感じです。いやぁ〜見せられましたね。ソルさんお疲れ様でした。PS：一瞬だけ復活しているPCから大急ぎで読んで来ましたよ。 (2019年6月7日 23時) (レス) id: ec31f29c69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作成日時：2019年5月7日 1時
