＊車 (kyuhyun) ページ24
チャンミンが目覚めた事によってサランはチャンミンの元に戻った
前と変わった事…
それは俺が2人の家に遊びに行くようになった事
そして2人の関係性がだいぶ変わった事
そんなある日
朝目覚めると見慣れない部屋に居た
まさか酔って誰かの部屋に転がり込んだのか？
昨夜は沢山飲んだからよく覚えていない
暫く部屋を見渡しているうちにここがどこであるのか分かった
昔住んでいた部屋…
つまりサランとの生活を始めた部屋だ
一体何が起こったんだ…？
訳が分からないままベッドを抜け出し鏡の前に立った俺は目を疑った
若返っている…
そして机の上には車のキーが置いてあった
思い出のキーホルダー付き…
それを見て思い出した
これは俺が初めて買った車のキーだと…
それと同時に俺の後悔の一つが顔を出した
カレンダーは13年前の4月…
なるほど…
やり直せって事か…
いとも簡単に置かれた状況を受け入れた自分に驚きながらも過去の記憶とスケジュール帳を頼りに仕事に出かけた
そしてやはり思った通りだったと知った
ヒョンたちも皆若返っていたから…
仕事を終えた俺は後悔の一つを解決するためにAが通っているはずの大学に向かった
思った通り13年前の姿のAが正門から出て来た
その表情は浮かない
駆け寄って抱きしめたい衝動を必死で抑えながらAに近付いた
「浮かない顔してるな？」
A「キュヒョン…？」
俺を見たAは目を丸くしていた
「迎えに来てやったぞ？
感謝しろ？」
A「頼んでないけど？」
Aは苦笑いで俺を見た
「頼まれた覚えはないけど来てやった」
俺はAの手を取り車に向かった
車を目にしたAは不思議そうに車を見ていた
A「この車キュヒョンの？」
「免許取った記念に買ってやったんだ
SuperJuniorとして日々頑張ってる自分へのご褒美だ
乗せるのはAが初めてなんだぞ？
感謝しろよ？」
Aを助手席に乗せた
これで一つ目の後悔は解決だ
静かに車を出した俺をじっと見ているA…
A「私が助手席に乗っちゃって良かったの？」
「初めて助手席に乗せる人はAだって決めてたからな」
そう…
俺はそれを果たせなかった事をずっと後悔していた
A「初心者の運転とか…
マジで怖いんだけど…」
Aは不安そうだ
「大丈夫だから黙って乗ってろ」
大丈夫だ
俺は初心者じゃない
これから俺の華麗なハンドルさばきを見せてやる
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ゆみ(プロフ) - おひさしぶりです。以前もソルさんのお話を読ませて頂いたゆみです。やっぱり読むたびに涙が出てしまい…お話に感動してます。このお話だけでなく、ソルさんのかくお話は何度も読みたくなるほど引き込まれてしまいます（笑）また〜お邪魔させて頂きます。 (2019年12月6日 11時) (
レス) id: 0ab89a49dc (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - motomatoさん» 2人はお互いを守ろうと必死だった…素敵ですよね。きっと素敵な家庭を築いていってくれる子余でしょう。最後までおつきあいいただありがとうございました！ (2019年6月10日 13時) (レス) id: f783cd171d (このIDを非表示/違反報告)
motomato(プロフ) - 一方通行ではなくて、お互いがお互いを思って守る…って素敵ですね！ありがとうございました！ (2019年6月10日 8時) (レス) id: bba7275c40 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» 沙羅さ〜ん、ありがとうございます(泣)もっと幸せな日々を書きたかったから潜り過ぎたことを反省した作品でした。一瞬PCが復活したのですね！コメントいただきとても嬉しかったです。ありがとうございます！ (2019年6月8日 18時) (レス) id: f783cd171d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 潜って、潜って、潜って・・・見えたぁ〜海に潜ってザバァッと地上に出たような感じです。いやぁ〜見せられましたね。ソルさんお疲れ様でした。PS：一瞬だけ復活しているPCから大急ぎで読んで来ましたよ。 (2019年6月7日 23時) (レス) id: ec31f29c69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作成日時：2019年5月7日 1時
