本心 ページ47
A「そういえばどうして東大門に居たの？」
「タクシーで帰宅する途中Aを見つけたんです」
俺はAに辿り着いた経緯を話して聞かせた
A「凄い奇跡…
チャンミンって探偵みたい！
探偵チャンミンの前じゃ悪い事は出来ないね…」
「俺は賢いので」
俺の自画自賛にAはハハハと笑っていた
A「自分で賢いって言っちゃうんだ？
名探偵さん？
見つけてくれてありがとうございます」
不意にテーブルの上の俺の携帯に目を奪われた様子のA…
「どうかしましたか？」
A「チャンミンの携帯カバー…
凄く素敵だね」
「気に入りましたか？」
A「うん…
私も真似しちゃおうかなぁ…
どこで買ったの？」
「Aの携帯を貸してください？」
A「私の携帯…？」
「早く出して下さい！」
Aはバッグから携帯を取り出し俺に差し出した
それを受け取った俺はAに許可を得る事なくお互いの携帯のカバーを交換した
A「え？
交換しちゃうの…？」
「交換しちゃダメですか…？
俺も昨日Aのカバーを見た時綺麗な色だし素敵だと思ってて…
さっき見てやっぱり凄くいいと思ったんです
それにこの色は俺たちのグループカラーなんです」
カバーが凄くいいと思ったのは本音だ
だけどAを感じられる何かが欲しかったという気持ちの方が大きかった
A「ダメな訳ない
でもいいの…？」
「その方が俺も嬉しいです
これがあればいつでもAのそばに居る気分になれますから…」
俺の言葉を聞いたAは何故か苦笑いだった
A「何だか変なの…」
「何が変なんですか！？」
A「だって…
私のそばに居たいみたいな言い方だったから…」
確かにそんな言い方だった
無意識に出た言葉…？
それとも俺の本心…？
心に問いかけるまでもない
Aと他愛ない会話を交わすだけで心がぽかぽかしてくる
Aのそばに居るだけで陽だまりに居るような感覚に陥る
だからAのそばに居たい…
それが俺の本心だ
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ソル(プロフ) - まゆまゆさん» まゆまゆさんありがとうございます！早く天罰下したいのに寝落ち続きでなかなか公開出来ず(笑)公開したらまた遊びにいらしてくださいませ♪ (2017年10月29日 9時) (
レス) id: dfc48c735a (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - 名探偵チャンミン、よくぞ見つけてくれましたね。早く続きが読みたいです。天罰下しちゃってください。きっとヒロインちゃん以外にもこれまで被害にあってる人は多いはず！こういう輩は２度と這い上がれないようにしないと！ (2017年10月28日 23時) (レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - はるさん» 仲間たち出したいけどまだまだ考え中(笑)でも２章もだいぶ書き進んでるのでそろそろ公開しようかな〜 (2017年10月28日 17時) (レス) id: dfc48c735a (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 千衣さん» ユノはまず確定ですね〜！あとの仲間たちはどうしようか悩み中です…天罰の方法をまだ見いだせずにいる私です(笑) (2017年10月28日 17時) (レス) id: dfc48c735a (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 天罰…怖っ これから登場すると思われる仲間たちが絡んでくるわけですかね？(笑) (2017年10月27日 23時) (レス) id: 884c6663a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2017年10月22日 20時
