最後の仕上げ (JK) ページ5
A「ジョングクってば…」
Aは苦笑いで果てたばかりの俺を見ている
「ごめん…
我慢出来なくて…」
A「もう…
まだ最後の願いを叶えてあげるって言ってないよ？」
「だって…」
まだ繋がったままの状態で会話を交わしてるなんて…
滅茶苦茶恥ずかしい状況だ
A「ねぇ…
私の願いも叶えてもいい…？」
「勿論いいよ？」
嬉しそうに微笑んだAは俺の首筋に印を残した
首筋に残る鈍い痛みが心地良い
A「これでジョングクは私の所有物」
「それ…最高」
Aと微笑み合った瞬間…
イ尚宮「失礼いたします…」
ドアの向こうからイ尚宮の声が聞こえ俺たちは慌てて繋がりを解いた
イ尚宮「翁主様…ジョングク様…
お目覚めでございますか…？」
お目覚めです…
って言うかイチャイチャしまくってて一睡もしてません
A「イ尚宮か？
もう起きておる…」
イ尚宮「そろそろジョングク様にお戻りいただきたく参上いたしました」
もうそんな時間…？
確かに外は明るくなり始めている
名残惜しいけど仕方ない
「分かりました
直ぐに戻ります」
イ尚宮「お願いいたします
それでは私はこれで失礼いたします」
イ尚宮が去っていく足音を確認後俺たちは声を上げて笑った
A「びっくりした〜」
「だね
心臓飛び出るかと思った
まだ繋がったままだったし…」
A「恥ずかしい事言わないで！
それよりさっきの会話を聞かれていなければいいけど…」
「聞かれていたとしてもいいよ
イ尚宮も俺たちの仲は知ってる訳だし…」
A「まぁそうだけどね…」
「さ…
公主様が目覚める前に戻らないと…」
A「ジョングク…
もうひと頑張りだね」
「うん
Aから沢山の元気をもらったし頑張ってくるよ」
A「うん」
Aに見送られ公主様の元に急ぐ
公主様はまだ布団の中で熟睡中で…
予定通り服を脱がされたらしく肩だけが露わになっていた
静かに布団の中に入り公主様に背を向けた
公主「ん…ジョングクか…？」
どうやら公主様のお目覚めのようだ
最後の仕上げ…
俺はゆっくりと公主様の方を向き微笑んだ
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にゃんこ(プロフ) - まさかの展開に驚きました！！ヒロインちゃんが女王になるとばかり思っていたのに。まさかのグクが！！それはそれで素敵だと思いました。また更に楽しみが出来ました。いつもありがとうございます☆ (2021年7月30日 6時) (
レス) id: a21dcbeda6 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - にゃんこさん» 雲の切れ間から月明かりが見えてきた感じの中、間もなく第三章突入です。まだ先は少し長いですがお付き合いいただけたら嬉しいです。 (2021年7月29日 18時) (レス) id: 2435145dc1 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 更新を楽しみにまっていたので特別なご褒美をもらったぐらいに嬉しいです☆相も変わらず展開にドキドキしてしまいました。これからも楽しみにしています。 (2021年7月28日 23時) (レス) id: a21dcbeda6 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - にゃんこさん» いつもありがとうございます！久しぶりの更新だったのでかなりドキドキでしたが少しほっとしました。続きもお楽しみいただけますように。 (2021年7月28日 14時) (レス) id: 2435145dc1 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 今回のお話も最高でした。ついにクライマックスが迫ってるのかと思うとドキドキです。これからも楽しみにしています。 (2021年7月28日 0時) (レス) id: a21dcbeda6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作成日時：2021年7月5日 21時
