夫婦として (JK) ページ28
A「ご褒美は何がいい？」
俺が何を言い出すのかドキドキしている様子のA…
「A…」
A「え？私…？
私はもうジョングクの物でしょ？」
Aはキョトン顔
確かにそうだけど…
勿論そういう意味ではない
「これから先のAの全てだよ…」
A「私の未来が欲しいって事？」
「うん
ちゃんと言ってなかったからさ…
Aの未来を俺に託して？
俺の妻としてこれから先ずっと俺と共に歩んでほしい
Aの歩幅に合わせて隣を歩いて行くと誓うから…
だから俺と結婚してください！」
Aと同じ歩幅で共に歩んでいきたい
A「はい…」
Aはそれ以上何も言えない様子で…
大きな瞳からポロポロと涙をこぼしていた
そんなAを抱きしめた
「これで本当の意味で俺は王女の男だね」
A「王女の夫…でしょ？
ミニョが去ったら私が公主に戻って結婚するんだから…」
「うん…そうだね…」
その日は目前に迫っている
「彼女が公主様でいられるのも残り2日か…」
明後日の日本での仕事を終えたら即帰国予定
それまでに必ず再起不能に貶める
A「3日後には私が公主に戻るんだね…」
「うん
3日後…籍を入れよう？
そして夫婦となった上で王妃様と戦おう」
A「うん」
公主様との戦いの後には王妃様との戦いが待っている
俺たちはその戦いに夫婦として挑むんだ
真の公主と真の公主の夫として…
Aと共に朝を迎え公主様との決戦の地である日本に向かうため翁主邸を出ると世子様が待っていた
世子「王様からの伝言を伝えに来た
明後日お前たちの結婚の儀を執り行うとの事だ
勿論王妃にばれぬよう内輪だけでひっそりとにはなるが…」
A「そうでございますか…」
世子「真の公主と真の公主の夫となり…
王妃様と戦う王様と私の強き盾となってほしい」
A＆俺「はい」
世子「頼りにしておるぞ？
それからミニョは中東に行かせる事に決まった」
「中東？」
世子「海外に行かせても平穏に暮らせては罰にはならぬであろう？」
なるほど…
だからあえて危険な地を選んだのか…
世子「チェ内官もそれを快諾してくれたのだ
自分への罰にもなるからとな…」
A「そうですか…」
世子「その前にミニョの心が砕けるような罰でも与えてやるが良い
くれぐれも気を付けていってくるのだぞ？」
A「はい
行ってまいります」
世子様に見送られ日本に向かった
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にゃんこ(プロフ) - まさかの展開に驚きました！！ヒロインちゃんが女王になるとばかり思っていたのに。まさかのグクが！！それはそれで素敵だと思いました。また更に楽しみが出来ました。いつもありがとうございます☆ (2021年7月30日 6時) (
レス) id: a21dcbeda6 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - にゃんこさん» 雲の切れ間から月明かりが見えてきた感じの中、間もなく第三章突入です。まだ先は少し長いですがお付き合いいただけたら嬉しいです。 (2021年7月29日 18時) (レス) id: 2435145dc1 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 更新を楽しみにまっていたので特別なご褒美をもらったぐらいに嬉しいです☆相も変わらず展開にドキドキしてしまいました。これからも楽しみにしています。 (2021年7月28日 23時) (レス) id: a21dcbeda6 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - にゃんこさん» いつもありがとうございます！久しぶりの更新だったのでかなりドキドキでしたが少しほっとしました。続きもお楽しみいただけますように。 (2021年7月28日 14時) (レス) id: 2435145dc1 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 今回のお話も最高でした。ついにクライマックスが迫ってるのかと思うとドキドキです。これからも楽しみにしています。 (2021年7月28日 0時) (レス) id: a21dcbeda6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作成日時：2021年7月5日 21時
