戦いの終わりと始まり (You) ページ37
ミニョとチェ内官が去り一気に力が抜けた
未だ鳥肌は立ったまま…
だけど見つめ合う2人が美しかったのは否定しようのない事実
JK「終わった…」
JN「じゃあ三角関係ごっこも終わりなの〜？」
JK「終わりに決まってる！」
この上ないほどの大声を上げたジョングクはジンを睨んだ
「ジョングク…落ち着いて…？」
JK「2人ともやりすぎだって！
限度という物を知らないの！？」
「でもリアルだったでしょ…？」
JK「リアル…ね…」
ジョングクの威圧感が半端ない
JN「ごめんね…？」
謝ったジンを無視なジョングク…
JK「A…
今すぐにおでこを洗ってきて？」
「え…？」
JK「ヒョンのキスを今すぐに洗い流してきて！」
「はい…」
JN「人をバイ菌扱いしないでよ〜」
ジョングクに睨まれたジンは苦笑い
JK「Aは早く行く！
全くのんびり屋なんだから…」
洗面所へダッシュ…
何故かジョングクは後をついて来た
「ついて来なくてもちゃんと洗うから…」
JK「そうじゃない」
「え…？」
JK「いいから早く洗って？」
促されるままおでこを洗った
「これでいい？」
ジョングクの方を振り返った途端抱きしめられた
そして与えられた額へのキス…
JK「上書き完了」
そう呟いて微笑んだジョングクはこの上ない程可愛い
JK「A…？」
「ん？」
JK「Aの夫は俺だけだよね？」
今度は凄く不安げな表情を見せたジョングク…
「心配？」
JK「だって女王様が一妻多夫制だって知らなかったから…」
「女王様は…ね？
私はまだ翁主だし…
それにまだ私が女王になるとは決まってないでしょ？」
JK「俺が王になればAは俺以外に夫は取れないよね…？」
「そうだけど…
そんな事のために自分が王になるつもり？」
JK「そんな事じゃない
俺にとっては凄く重要な事なんだ」
強い口調なのにポロポロと涙を流すジョングクがこの上なく愛しい
「もし私が女王になるのだとしても私の夫はジョングクだけだよ？」
JK「うん…」
「子供…早く作ろう？
もし私が女王となったとして…
私たちの間に子供が生まれればもう1人夫を取れとは誰も言わないでしょ？」
JK「うん…そうだね」
「善は急げと言いたいところだけど…
その前に王妃様をやっつけないとね」
JK「明後日からは王妃様との戦いが始まるんだね…」
「世子様に言われた通り強き盾になろう？」
JK「うん」
本当の戦いは間もなく始まる…
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にゃんこ(プロフ) - まさかの展開に驚きました！！ヒロインちゃんが女王になるとばかり思っていたのに。まさかのグクが！！それはそれで素敵だと思いました。また更に楽しみが出来ました。いつもありがとうございます☆ (2021年7月30日 6時) (
レス) id: a21dcbeda6 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - にゃんこさん» 雲の切れ間から月明かりが見えてきた感じの中、間もなく第三章突入です。まだ先は少し長いですがお付き合いいただけたら嬉しいです。 (2021年7月29日 18時) (レス) id: 2435145dc1 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 更新を楽しみにまっていたので特別なご褒美をもらったぐらいに嬉しいです☆相も変わらず展開にドキドキしてしまいました。これからも楽しみにしています。 (2021年7月28日 23時) (レス) id: a21dcbeda6 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - にゃんこさん» いつもありがとうございます！久しぶりの更新だったのでかなりドキドキでしたが少しほっとしました。続きもお楽しみいただけますように。 (2021年7月28日 14時) (レス) id: 2435145dc1 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 今回のお話も最高でした。ついにクライマックスが迫ってるのかと思うとドキドキです。これからも楽しみにしています。 (2021年7月28日 0時) (レス) id: a21dcbeda6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作成日時：2021年7月5日 21時
