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脱出後部屋のドアが開かないよう背中で抑えながら何とか服を着て…
『パクA落ち着け…』って何度も念じる
不意に背後に倒れる感じがして…
自分の凡ミスに気付く
ドアは部屋の中に向かって開くタイプで背中で抑えてた意味は全くなかったって事
倒れる…
と思ったら背後のジンに支えられて難を逃れる
JN「危ないよ？」
「ジンさんが急に開けるからじゃないですかー」
JN「だって寄りかかってるなんて思わなかったから…
でもごめん
とりあえず座って話そう？」
「はい」
素直に応じる事にしたのはちゃんとしておくべきだと思ったからだ
昨夜の私たちの間に何が起こったのかは覚えてないんだけど状況から考えると答えは一つ…
目の前に座ったジンの表情もそれを肯定していた
「私が誘ったんですよね…？」
刹那の沈黙にすら耐えられそうになくて直球を投げ込んでみるとジンは首を横に振った
JN「違うよ？
俺が我慢出来なかったんだ
眠ってるAちゃんがあまりにも可愛すぎてさ…」
推しは優しい嘘をついた
「嘘つきは嫌いです」
JN「嘘じゃないよ？」
「嘘です…絶対」
JN「どうしてそう言い切れるの？」
「だって…
ジンさんは私の推しだから…
だから私が誘ったはずなんです
そうですよね…？」
今にも消え入りそうな私の声を聞きとれたらしいジンは目を細めて笑ったんだ
JN「やっぱりAちゃんは俺推しだったんだね？」
「はい…」
JN「じゃあいいよね？」
「何がですか？」
JN「俺が君を襲ってしまった事を許してくれるよね？って事」
あくまでも自分が悪者になるつもりなんだね…
私の人を見る目に狂いはなかったって事
大好きだよ…ジン…
「絶対に許しません」
JN「え…？」
「許さないのはジンさんをではなく自分自身をです
私はBTSが誇れるようなARMYでありたかったのに…」
ARMYの端くれである私がした事はジンを失望させただろう
それなのに私を責める事をしない我が推しを誇りに思う
「本当にごめんなさい」
JN「だから本当にそうじゃないって！
俺が…」
「私の推しはそんな人ではありません！
きっと私が誘ったせいで自制心を失っただけなんですよね？」
JN「ねぇ…
昨夜話した事…もう忘れちゃった？
今ここに居る俺はBTSのジンじゃない
キムソクジンっていう最低な男なんだ
ARMYである君の幻想を壊してほんとごめん」
全て私が作り上げた幻想だったって事…？
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れもも - 一気見です☺めっちゃ続きが楽しみです😊 (2022年12月7日 22時) (
レス) @page50 id: 077c8e977c (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - ソルさん、会いたかったよ(T_T) (2022年11月23日 5時) (レス) @page1 id: 2b2d8a03f5 (このIDを非表示/違反報告)
namim7600(プロフ) - Be With Youを読ませていただきました。2が気になります (2022年11月22日 14時) (レス) id: cd0fc08421 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 女性の怖さを改めてみたきがします。ヒロインちゃんどうかジンくんと幸せになって…本当にそれしか言えないよぉ。暑いので身体に気をつけてくださいね。 (2021年7月28日 23時) (レス) id: a21dcbeda6 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - みぃなさん» よくぞ言ってくれました！本当にその通り。きっと今は頭に血が上ってるだけだろうから直ぐに目が覚めますね。台風は大丈夫でしたか？暑い日が続きますがお互い頑張りましょう！ (2021年7月28日 14時) (レス) id: 2435145dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作成日時：2021年7月1日 0時
