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立ち上がれない私の横にしゃがんだジンは困り顔
JN「さっきまでは素面みたいだったのに…
走らせたせいで一気に酔いが回っちゃったのかなー？」
「それもあるかも知れませんけど…
確実に飲み過ぎたせいです…はい…」
JN「どれくらい飲んだの？」
「さぁ…
思い出せないくらい飲みました」
『そっか』って笑ったジンは私に背中を向けて『おんぶしてあげる』って呟いて…
何度断ってみてもジンは引かず…
結局推しにおんぶしてもらうと言う緊急事態が発生してしまったんだ
申し訳ないとは思いつつも
『ありがとう』って神に感謝してる不埒な自分も存在した
JN「こんな状態だともう飲めないよね？」
「です…ね」
心地良い揺れとジンの背中の温もりが私を眠りの世界に送り込もうと企んでいるのか…
徐々にジンの声が遠くなっていき思考回路も停止寸前
JN「残念だけどまた今度だね
で？Aちゃんの家ってどこなの？」
私の家…？
どこだっけ…？
JN「Aちゃん…？」
ジンの声が微かに聞こえたのを最後に私は意識を手放してしまった
―――――――――――――――――
酷い頭痛で目が覚めて…
外は薄っすらと明るくなり始めていた
仕事行かないと！って起き上がった瞬間…
明らかな違和感に気付く
ここは私の部屋ではない
脳がフルスロットルで回転し昨夜の飲み会の記憶を一瞬で呼び起こしてくれて…
背筋が凍った
JN「ん…」
『ん…』って声だけで誰なのか分かるとか…
私って根っからのジンペンだね！
って！
待て待て待て…
声が似てる別人って可能性も捨てきれないぞ！
JN「あ…起きてたんだ？
ﾋｬﾋｬ」
朝から窓拭き…
はい…推しで確定です
JN「気分はどう？」
「滅茶苦茶頭が痛いですけど大丈夫です」
JN「それって大丈夫じゃないでしょー
まだ早いしもう少し寝てなさい！」
ってジンの手が私の肩に触れて…
その感触に驚いて自分の胸元に視線を落とすとあり得ない姿だった
「いやーっ！」
って足元の布団を引っ張って体を隠す
JN「うわ！」
ってジンが叫んだから振り返ると…
見てはいけない物を見てしまった
長い事ジンを推してきたけど初めて見るレアなお姿
って…
「いやーっ！」
JN「Aちゃん落ち着いて！」
って抱きしめられた事で触れあったのは勿論お互いの素肌で…
ますますパニックになって…
なりふり構わず床に散らばった服たちを拾い上げてその部屋を脱出した
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れもも - 一気見です☺めっちゃ続きが楽しみです😊 (2022年12月7日 22時) (
レス) @page50 id: 077c8e977c (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - ソルさん、会いたかったよ(T_T) (2022年11月23日 5時) (レス) @page1 id: 2b2d8a03f5 (このIDを非表示/違反報告)
namim7600(プロフ) - Be With Youを読ませていただきました。2が気になります (2022年11月22日 14時) (レス) id: cd0fc08421 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 女性の怖さを改めてみたきがします。ヒロインちゃんどうかジンくんと幸せになって…本当にそれしか言えないよぉ。暑いので身体に気をつけてくださいね。 (2021年7月28日 23時) (レス) id: a21dcbeda6 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - みぃなさん» よくぞ言ってくれました！本当にその通り。きっと今は頭に血が上ってるだけだろうから直ぐに目が覚めますね。台風は大丈夫でしたか？暑い日が続きますがお互い頑張りましょう！ (2021年7月28日 14時) (レス) id: 2435145dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作成日時：2021年7月1日 0時
