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辿り着いたのは梨泰院の隠れ家的なバー
ユリは慣れた様子で店に入って顔なじみらしき店員さんと談笑しながら奥に進んで行く
そして個室の扉が開かれて…
その中に居たのは今私が史上最強に会いたくない男だった
キム ジョンソク 30歳 男性
ソウル大学を首席で卒業し現在は大手外資系企業勤務
私の恋人だ
半年程前に合コン的な飲み会で知り合いその後付き合い始めて…
今朝ベッドの上で大喧嘩をしたのがこの男
YR「オッパ〜
遅くなってごめんね？」
JS「全然待ってないから大丈夫だよ？」
嘘つけ！
グラスが二つも空になってるじゃんか！
って…
どうして2人はこんなに親しげなの？
JS「あれ？
君は確かあの時の…」
君…？
私を見て言ってるのは何故？
YR「この子は私の親友
私たちが出会った飲み会に参加してた子だよ？」
JS「あぁ…やっぱり！
確か名前は…
あ！そうだ！パクAちゃんだ！」
ご名答
YR「オッパの記憶力はさすがだね！」
JS「だろ？」
全然さすがなんかではない
恋人の名前を知らない奴なんてこの世には存在しないんだからね…
だけど多分コイツにとっての私は恋人ではなく浮気相手だった
YR「突然連れて来ちゃってごめんね？
でも大切な親友のAにだけはどうしても私たちの事を話しておきたくて…」
JS「あぁ…そうだよね…
大切な人にはちゃんと話しておきたいって気持ち凄くよく分かるよ
実は俺もどうしてもユリを紹介しておきたい人が居て呼んであるんだ」
よく言うよ
今朝私が親友に紹介したいって言ったら断固拒否したくせに…
だから大喧嘩になったんだろうが！
ま…
今となってはもうどうでもいいけど…
とりあえず2人が付き合ってる事は確定
コイツと私の関係をユリは知らなくて…
ユリはコイツを私に紹介したくて連れて来たって事
YR「A？紹介するね？
この人は私の婚約者のキムジョンソクさん
前に一度飲み会で会ってるんだけど覚えてる？」
どうやら現実は私の想像のもっと先を行っていたらしい
恋人どころか婚約者って…ほんとあり得ん
「あぁ…うん
勿論覚えてるよ？」
YR「それなら良かった
実は婚約式ももう直ぐでね…
Aにだけはどうしても紹介しておきたくてここに連れて来たって訳なの」
「そっか…おめでとう」
ユリがあまりにも幸せそうで…
真実を告げる事なんて出来なかった
本当はこの最低男を殴ってやりたかったし死ぬ程責めてやりたかったんだけどね…
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れもも - 一気見です☺めっちゃ続きが楽しみです😊 (2022年12月7日 22時) (
レス) @page50 id: 077c8e977c (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - ソルさん、会いたかったよ(T_T) (2022年11月23日 5時) (レス) @page1 id: 2b2d8a03f5 (このIDを非表示/違反報告)
namim7600(プロフ) - Be With Youを読ませていただきました。2が気になります (2022年11月22日 14時) (レス) id: cd0fc08421 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 女性の怖さを改めてみたきがします。ヒロインちゃんどうかジンくんと幸せになって…本当にそれしか言えないよぉ。暑いので身体に気をつけてくださいね。 (2021年7月28日 23時) (レス) id: a21dcbeda6 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - みぃなさん» よくぞ言ってくれました！本当にその通り。きっと今は頭に血が上ってるだけだろうから直ぐに目が覚めますね。台風は大丈夫でしたか？暑い日が続きますがお互い頑張りましょう！ (2021年7月28日 14時) (レス) id: 2435145dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作成日時：2021年7月1日 0時
