Fate’s Smile -Yunho-

事実に基づく報道　(yunho) ページ26

久しぶりの日本での仕事は音楽番組への出演で収録が終わったのは19時…


一度宿舎に戻ってAの家に向かうため準備をしてたらユンさんに一本の電話が入った


ベランダに出て話してるユンさんの表情は険しくて…
電話を終えて戻って来ると大きなため息をついたから良くない話だったんだって悟る



チャミ「もしかして良くない知らせだったんですか？」


ユン「ま…事務所にとってみたらそうだろうな…
だが正直ユノにとってもそうなのかはよく分からん」



微かな苦笑いで俺を見たユンさん…
俺に関わる話って事で間違いなさそうだ



ユン「ユノ…
お前の熱愛報道が出るそうだ
そのゲラがさっき事務所に送られてきたらしい」



さほど驚かなかったのはこんな事はこれまで何度もあったせいだ
それに俺が一番気になった事は…



「相手は誰なんですか…？」


ユン「まさかAさんの他にも女が居るのか…？」



じゃあ相手はA…



チャミ「もしAさんでないのだとしたら大問題ですよね？
ヒョンに幻滅する案件です！」



根も葉もない熱愛報道ではなく事実に基づく報道なら迷う事なく受け入れる
ましてや相手がAであるのなら何があっても否定したくない



ユン「認める方向でいいんだよな…？」


「否定しても肯定しても茨の道ですよね？
だったら俺はAとの未来に向かって突き進むためにも肯定する道を選びます」


チャミ＆ユン「カッコイイ…」



羨望の眼差しを俺に向ける2人をよそにこれからの事を真剣に考えてみた
そして一つの答えを導き出しAの家に向かった

熱愛の相手　(you)→←帰ってほしい　(you)

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