検索窓
今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:12,356 hit

心ない人 (yunho) ページ34

ほんと…何の因果なんだ?
あの時俺を完全否定した人が今目の前に居るなんて…



祖父「君は今もアイドルを続けているのかね?」


「もういい歳ですが頑張っています」


祖父「そうかね
それで…富も名声も手にしたと…」


祖母「あなた?
もしそうなのだとしても所詮はアイドルよ?
財閥の御曹司とは比べ物にならないわ」


祖父「残念だがそうだな…」


A「お二人は彼の事を何も知らないからそんな事が言えるんです」


祖母「所詮あなただって顔で選んだのでしょう?
やっぱりあなたは美奈子の子なのね…
蛙の子は所詮蛙でしかないって事」


A「最高の褒め言葉です」


祖母「え?気は確か?」


A「母の男性を見る目は確かでした
そんな母が選んだ父に彼はどこか似ているんです
つまり私の目にも狂いはなかったって事ですね」


祖母「どうかしてるわね
富も名声もない七瀬を選んだ美奈子の目は節穴でしかなかったの
つまりあなたの目も節穴って事なのよ?
そんな事も分からないなんてどうかしてるわ」


祖父「チョン君…教えてほしいのだが…
君にとってのこの子は幾らに値するのかね?」


「え…?」


祖父「君がこの子に付けた額を私が支払うと約束する
だから教えてくれ…
そして孫と別れてほしいんだ」


祖母「あら!それは名案ね!
何だかもったいない気もするけど…
ま…金額に関しては高が知れてるしそうしましょう?」



この2人は本当にAの祖父母なのか?
これまでこんなにも心ない人間と出会った事はない…


いや…違う…
これまでに一度だけ出会った事があった


あの日…
俺は間違いなくこの心ない夫婦の片割れと出会ったんだ
そして東方神起の明るい未来を思い描き希望に満ちていた心を折られかけた


つまり心ない最低な人間はいつまで経ってもその気質を変える事は出来ないという事なのだろう
何だか気の毒に思えてきて怒りで満ちていた心が少しだけ楽になった

私の価値 (yunjo)→←意外な再会 (yunho)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
116人がお気に入り
設定タグ:東方神起 , ユノ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

waka(プロフ) - 目覚めてよかった!!それにしても爺さん婆さん酷すぎ!!!!ユノ素敵💕 (2022年5月23日 10時) (レス) @page40 id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 奇跡いいね。良き良き(笑)。ユノに嫁いでソウル在住いいわ〜。夢ならなんぼ見てもいいでしょ?(笑) (2021年11月10日 23時) (レス) @page40 id: 2a368a7c48 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ここまで一気に読んできました。ユノ〜改めて男前!爺婆の撃退はスカッとしたわ (2021年11月6日 9時) (レス) @page40 id: 27a93b8085 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - ゆきさん» こちらこそお読みいただいてとても嬉しいです。続きもよろしくお願いします。 (2021年11月5日 23時) (レス) id: 7196fdcd67 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 久しぶりに、読むことができて嬉しいです。楽しませてもらいまさした。また、続きを待ってます。 (2021年11月5日 22時) (レス) id: e0cbb3113d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ソル | 作成日時:2021年10月26日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。