世子様＞私 (You) ページ26
イ尚宮を伴いBTSと一緒に日本に降り立った
ジョングクとはまだ一言も言葉を交わしていない
「イ尚宮…
私たちはどこに泊まるのだ？」
イ尚宮「世子様の命で宿はお取りしておりませぬ」
「え？
まさか私たちは野宿なのか？」
イ尚宮「ユン様から許可を得ましたので翁主様はBTS様の宿舎に…」
「日本に宿舎なんてあるのか？」
ユン「実は最近部屋を借りたんですよ
今後東京での仕事の際はその宿舎を利用する事になりまして…」
ニコニコ笑って私を見ているBTSのマネージャーユンさん…
「イ尚宮…？」
イ尚宮「はい？」
「今すぐに宿の手配を」
イ尚宮「なりませぬ！」
「翁主の言う事が聞けませんか？」
イ尚宮「世子様＞翁主様でございます！」
もっともな意見だ
「そうですね…
私は所詮翁主の身
世子様の足元にも及ばぬ小さき存在…」
イ尚宮「その通りでございます
お分かりいただけてようございました」
あっさり肯定とか…
さすがはイ尚宮だ
JN「8人で楽しくやろうね？」
「ジン…」
JN「間違っても俺を襲わないでね？」
ジンはにやけている
「間違っても襲いません！」
ジン「何だか不安だな〜」
不安なのは私の方だ
物凄く気が重い
ジョングクの表情は暗いまま…
少しでも笑ってくれたら気が楽になるのに…
でもそんな顔にさせてしまっているのはきっと私だ
JK「イ尚宮…？」
イ尚宮「はい？」
JK「公主様はこの事をご存知なのですか？」
イ尚宮「いえ…
王宮の者でこの事を知っているのは私と世子様…
それからチョン内官だけでございます
他の者には翁主様は世子様のお使いで暫くの間ニューヨークに滞在すると申してあります」
JK「そうですか…」
少しほっとした表情を見せたジョングクを見て胸がチクリと痛む
迷惑だったよね…
きっとジョングク的には公主様にこの事がばれたらと考えると凄く不安だろうし…
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ソル(プロフ) - にゃんこさん» はじめまして。レス遅くなりすみません。お読みいただき本当にありがとうございます。続きは徐々に公開していきますので気長にお待ちいただければと思います。これからもよろしくお願いします。 (2021年7月4日 0時) (
レス) id: 2435145dc1 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - はじめまして。BTSさんのファンになって日が浅い新参ものです。とても素敵なお話ですね。続きが気になります☆続きが物凄く気になりながら今か今かと心待にしております。無理をなさらず頑張ってください。 (2021年6月29日 15時) (レス) id: a21dcbeda6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作成日時：2021年3月31日 21時
