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* (YG) ページ41

SN「あり得ない!
どうせカズから私との事を全部聞いて知っていたんでしょ?
それでこの女は私を陥れるためにユンギに近付いたのよ!
最低な女!」



スジンはまたAを睨みつけたんだけどAは凛としててカッコイイと思った



A「カズに婚約者が居る事は知っていたけど勿論ユンギの親友のあなたが婚約者だったなんて知りませんでした
万が一あなたの言う通りだったとしても私からユンギに近付く事なんて無理です」



SN「確かにそうね
例え偶然出会ったとしてもユンギがあなたになんか目をくれるはずないし」



どこまでも『自分>A』なスジンにイライラが増した俺を見てAは微笑んで…
それが余裕の笑みに見えたんだ



A「それはどうなんですかね?
本当にユンギが私に目もくれないのならどうして私は今ここに居るんでしょう?
ねぇユンギ?
どうして…?」



Aの上目づかいに俺の胸は鼓動を速めた
やはりAはやれば出来る子だ



「俺がAに惚れたからに決まってるだろ?
そんな事も分からないのか?
俺は出会ったその日にAに心惹かれたんだ」


A「私も同じだった」


SN「だとしても私は別れに同意した覚えはない」


「何も始まっていなかったのに終わらせる必要があったのか?
お前が行方不明になった時点で俺の中では終わってた」


SN「ユンギと一から始めたかったからカズとの関係を終わらせるために旅に出たの
それなのにカズがあんな事をするから戻るに戻れなくなった…」



言い終えたスジンはハッとしてて…
『ヤバイ』そんな顔だった



「まさかカズさんの死に関わっているのか!?」



顔を上げたスジンは涙をこぼしていた



「答えろ!スジン!」


SN「カズが海に消える瞬間を見ただけよ…」



スジンの声は酷く震えてた



「その時一緒に居たって事なんだな?」


SN「えぇ…そうよ
カズは『間違い探しをしよう』なんて訳の分からない事を言って私を海に誘った
でもその日は珍しく海が少し荒れていて私たち以外人は居なかった
それでもカズはどんどん沖の方に向かって泳いでいってしまって…
それで海の中に消えてしまったのよ」


A「海の中に消えたって…
まさか溺れたって事ですか?」



スジンは顔を上げる事なく頷いた


つまり自ら命を絶ったという事ではなかった…?


Aは言葉を失っていた



「お前は助けようとしなかったのかよ!?」



否定してくれ…
頼む…


だけど俺の願いは虚しく散ったんだ

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ソル(プロフ) - 74さん» はじめまして。お読みいただきありがとうございます。修正を終え次第全体公開に切り替えますので今しばらくお待ちくださいませ。 (2021年4月15日 19時) (レス) id: 8f6691ead0 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - ぽぽさん» お読みいただきありがとうございます。修正を終え次第全体公開に切り替えますので今しばらくお待ちくださいませ。 (2021年4月15日 19時) (レス) id: 8f6691ead0 (このIDを非表示/違反報告)
74(プロフ) - はじめまして。奏楽しく読ませていただいています。第三章のパスワード教えていただけないでしょうか? (2021年4月15日 13時) (レス) id: a2d39c6975 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。パスワードを教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします (2021年4月15日 8時) (レス) id: 44c81509b0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソル | 作成日時:2021年3月30日 1時

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