検索窓
今日:7 hit、昨日:1 hit、合計:130,096 hit

* (You) ページ28

ヤバイ…



「ねぇユンギ…?」


YG「ん?」


「抱いて…?」



ユンギは目を見開いた


あ!やってしまった…



「あ!間違えた!
『貸して』だった…」


YG「はぁ?
どんな間違い方!?」


「ごめん…」


YG「ったく…
で?何を貸せばいい?」


「お金」


YG「は?どうして?」


「ホテルの部屋に財布忘れてきちゃった」


YG「全く抜けてるな
貸すのはいいけど今必要?」


「今すぐ必要
買いたい物があるから…」


YG「何買うんだよ?」


「ナプキン…」


YG「あ…来ちゃったのか?」


「うん…今ね…」



ユンギは苦笑いで私の手を引いて歩き出しそのまま店に突入
そこは偶然にも韓国の物ばかりを取り扱うスーパーで…
 

ユンギと一緒ってのが落ち着かなくて私は韓国語さえ読めなくなっていて…



「これってナプキンだよね…?」


YG「そう書いてるだろ?」


「じゃあこれ買う」


YG「夜用って書いてるけどいいのか?」


「うん」


YG「こっちも買っておけ
昼用だってさ」



ユンギは何の躊躇いもなく昼用のナプキンを手に取りかごに入れる


そんな些細な事にさえときめく
好きが止まらない…



YG「下着の替えも必要?」


「うん…」


YG「ここ薬局併設みたいだけど痛み止めとかは大丈夫なのか?」


「欲しい
お腹痛むから…」


YG「じゃあ後で見に行くぞ?」


「うん」



本当に私はもうユンギなしじゃ生きられないかも…
そう感じた私は先を歩くユンギの服の裾を引っ張ってみて…
振り返ったユンギは『ん?』って顔で私を見た



YG「そんなに俺の事が好きなのか?」


「好きすぎて変になりそう」


YG「心配すんな
Aは元から十分変だ」


「酷い…」


YG「ほら…早く行くぞ?
2人きりで過ごす時間が減る」


「え…?」


YG「え?って何だよ?
まさかこのままホテルに帰ろうと思ってたのか!?」


「うん」


YG「どうかしてるな」


「ハハ」


YG「否定しないのか?」


「否定出来ない」


YG「だろうな
この後俺の部屋に行くぞ?
いいな?」


「うん」



ユンギの部屋に行ってもいいんだ…?
超感動…で目が潤む



YG「今度は泣く気か?」


「だって感動した」


YG「感動って何で?」


「ユンギが部屋に連れて行ってくれるって言うから…」


YG「連れて行かない理由がないだろ?
俺はAと過ごす時間を1秒だって無駄にはしたくないんだ
それはAも同じだろ?
だからこれからは出来る限り一緒に過ごすぞ?
いいな?」



ダメだ…泣く…

* (YG)→←* (YG)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (150 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
613人がお気に入り
設定タグ:BTS , シュガ , ユンギ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ソル(プロフ) - 74さん» はじめまして。お読みいただきありがとうございます。修正を終え次第全体公開に切り替えますので今しばらくお待ちくださいませ。 (2021年4月15日 19時) (レス) id: 8f6691ead0 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - ぽぽさん» お読みいただきありがとうございます。修正を終え次第全体公開に切り替えますので今しばらくお待ちくださいませ。 (2021年4月15日 19時) (レス) id: 8f6691ead0 (このIDを非表示/違反報告)
74(プロフ) - はじめまして。奏楽しく読ませていただいています。第三章のパスワード教えていただけないでしょうか? (2021年4月15日 13時) (レス) id: a2d39c6975 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。パスワードを教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします (2021年4月15日 8時) (レス) id: 44c81509b0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ソル | 作成日時:2021年3月30日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。