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* (KK) ページ21

ジンに抱きついた女性の事は私もよく知っている
ヘアメイクのセナさんだ


常にジンのそばに居てまるでジンと付き合っているかのように振る舞っている人
ジンペンなら彼女を知らない人は居ないだろう


そんな人が目の前で私のジンに抱きついたんだ


勿論ジンの事を心から信頼している
だけどそれを見続けるのがしんどくて逃げ出した




JN「ごめん…
俺のせいだ…」



私を抱きしめたジンは辛そうに呟いた



「違うよ?
私のせいだから…」


JN「あれは違うから」


「分かってるよ
セナさんと揉めているところから見てたから…
でも見ていられなくて現実逃避しようとしただけ」


JN「俺はカヨ一筋だよ?」


「分かってる…」



その言葉だけで十分だよ…ジン…



「追って来てくれてありがとう」


JN「追うに決まってる
でも直ぐに止まってくれたら良かったのに…」


「こういうのちょっとやってみたかったの」



ちょっと憧れていた
好きな人に追われるシチュエーション…



JN「そっか…
姫の望むようになったのなら良かったよ
でも俺たちの関係が世に出る日はそう遠くはないのかも…」



確かにジンの言う通りだ
通行人が写真撮ってるし…



「ごめん…」


JN「気にしなくていいよ
そうなればセナも諦めがつくはずだからね
もし熱愛報道が出たら華麗に肯定しとく」


「華麗にって何?」


JN「スマートに?格好よく?
とにかく速攻で肯定する〜ヒャヒャ」


「速攻で肯定ね…」



ジンは否定するつもりはないらしい
本当はそんなの芸能人である私たちにとってはきっと良くない事だ
だけどジンの気持ちが凄く嬉しい



JN「カヨの事務所に怒られちゃうかなぁ?」


「うちの事務所的には万々歳じゃない?
だってこの私の彼氏がジンって奇跡じゃん
話題性には事欠かないでしょ?」


JN「それならいいけど…」



会話を交わしながらもまだ抱き合ったままの私たちの周りに人だかりが出来始めた



JN「華麗にダッシュで戻ろうか?」


「もう走れないよ
膝も痛いし…」


JN「あ…そっか
じゃあ俺がおんぶする〜ヒャヒャ」



嘘でしょ?
この私をおんぶ…?


だけどジンは軽々と私をおんぶし走り出した
ジンの身体能力の高さにただただ驚かされた


そして私は車の横で解放されジンは何故か皆の元へダッシュして…
直ぐに戻って来ると私の膝をフーフーした後絆創膏を貼ってくれた


だけど絆創膏は傷ではない場所に貼られていてその後暫く2人で笑ったんだ

* (JN)→←* (JN)



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ソル(プロフ) - 74さん» はじめまして。お読みいただきありがとうございます。修正を終え次第全体公開に切り替えますので今しばらくお待ちくださいませ。 (2021年4月15日 19時) (レス) id: 8f6691ead0 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - ぽぽさん» お読みいただきありがとうございます。修正を終え次第全体公開に切り替えますので今しばらくお待ちくださいませ。 (2021年4月15日 19時) (レス) id: 8f6691ead0 (このIDを非表示/違反報告)
74(プロフ) - はじめまして。奏楽しく読ませていただいています。第三章のパスワード教えていただけないでしょうか? (2021年4月15日 13時) (レス) id: a2d39c6975 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。パスワードを教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします (2021年4月15日 8時) (レス) id: 44c81509b0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソル | 作成日時:2021年3月30日 1時

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