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この人も雨宿り、かな…
え、どうしよう、こわい人とかじゃないよね?
こんな時間に、人気のない公園の隅っこで知らない男の人と2人きり。
なんだか急に不安になってきて、いつでも逃げられる体制を取っておこうと立ち上がったその時。
.
「はぁ、…ほんとに、いた…!」
A「え…?」
よほど走ってきたのか、息を乱して膝に手をついたまま聞こえてきたその人の声に、はっと息をのんだ。
この声、まさか
なんて、確認する間もなくて、
ぱさりと外された彼のフード
昼間、ステージの上で、スポットライトにキラキラと照らされていた時とは全然違う、セットしていない髪が柔らかく揺れて、
A「っ、」
気が付いたら彼の腕の中にいた。
A「慧くん…?」
ざあざあと響きわたる雨音の中
名前を呼んだら、私を抱きしめる腕の力が
ぎゅう、と強くなった。
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いく(プロフ) - 完結おめでとうございます。2人のお話が大好きです。もう一度出会えてここまでこれたのもとっても嬉しいです!! (2019年9月5日 16時) (レス) id: bf142477e0 (このIDを非表示/違反報告)
みーな(プロフ) - 終わってしまった!大好きな2人のお話だったので嬉しさと淋しさでいっぱいです。素敵なお話を共有させていただいてありがとうございました!また、この2人にも新しいお話にも、近い内お会いできる事を楽しみにしてます!最高でした!! (2019年9月5日 11時) (レス) id: 0f82e6a95a (このIDを非表示/違反報告)
Minami(プロフ) - こんなにも素晴らしいお話を書いてくださりありがとうございます!大好きです。ぜひ続編書いて欲しいです! (2019年9月5日 10時) (レス) id: 2aa9c6ae3e (このIDを非表示/違反報告)
侑和姫(プロフ) - 終わって欲しくないです!未来の話とかたくさん書いて欲しいです! (2019年8月27日 17時) (レス) id: c8a348212a (このIDを非表示/違反報告)
ちょん(プロフ) - 2人の子供の話とかずっとこのお話読んでいたいです! (2019年8月19日 7時) (レス) id: ddb27fd106 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃみ | 作成日時:2019年4月9日 23時