＊ ページ36
充電器、なんて適当なこと言って、
本当はむき出しの独占欲を悟られたくないだけ。
慧「……。」
急にいろんな思いが溢れてきて、そんな感情が自分の中にあることに戸惑う。
どうしたらいいか分からなくて、ただただ君を抱きしめる腕に力を込めた。
こうしてるだけで離れてた時間が埋められたらいいのに。
A「…慧は、」
ふとAが口を開き、俺の手に甲に自分の掌を重ねた。
A「どうしてそんなに、私に優しいの…？」
慧「……。」
どうして？って、そんなこと、言うまでもないけれど、
だけどそれをわざわざ君に、伝えるつもりはなかったのに。
慧「決まってるじゃん、そんなの…」
慧「Aのことが、
…大好きだからだよ」
A「…！」
A「そ、それはどういう意味の…、」
不意に彼女がくるりと振り向いた。
お風呂上がりのすっぴんの顔は、俺がよーく知ってる、あの頃のAそのもので。
ねぇA、なんで他の誰かと一緒にいんの？
いつだってAの一番近くにいるのは俺だろ？
なんて、欲に任せてAの唇にゆっくり近付いた…
A「…って、こら！」
慧「うぇ、」
と思ったら瞬間、彼女の手が俺の胸元をぐい、と押した。
力なんて、本気出したらこっちが絶対勝てるのは分かってるけどさ。
その瞬間に理性が働いて、そのまんま床に倒れた。
A「もう！すぐ調子に乗る！」
慧「くっそー！いけると思ったのにー！」
慧「いーじゃん、しよーよおやすみのちゅー、なんか問題ある？」
A「ありまくりだよ！」
だけど抑えられない気持ちが、ほんの僅かに言葉に滲み出た。
慧「…他に好きなやつがいるから？」
A「…え？」
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ちゃみ(プロフ) - HimawaRiさん» ありがとう〜(^^)！ここからは慧くん目線で急にファンタジー色が強めになります♪前半とはちょっと違った雰囲気を楽しんでもらえたらいいな♪私も更新のたびにドキドキ笑、しているんだけど続きもがんばります！ (2018年10月12日 0時) (
レス) id: 84a0c50988 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃみ(プロフ) - 由依さん» 由依ちゃんありがとう(^^)！やっとキーマン登場させることができました笑！これからも気まぐれで他メンバーを出したいな〜と目論んでいるので、そんなところも楽しんでね♪完結までの道のり長そうだけど、続きもがんばります！ (2018年10月12日 0時) (レス) id: 84a0c50988 (このIDを非表示/違反報告)
HimawaRi(プロフ) - 移行おめでとうございます！この先どうなるのかドキドキしながら読ませていただいてます！まさかそういう形で慧くんが出てきたとは思いませんでした！更新頑張ってください〜！ (2018年10月7日 18時) (レス) id: e2fde3b226 (このIDを非表示/違反報告)
由依(プロフ) - 移行おめでとうございます。三人目のキーマンが登場しましたね☆〜どうなるのか全く予想できないし、とても楽しみです(#^.^#)続き楽しみです！更新、頑張ってください♪♪裕翔君の登場も嬉しいです(o^^o) (2018年10月7日 17時) (レス) id: 0583577ad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃみ
| 作成日時：2018年10月1日 23時
