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そうだ、私…
子どもの頃の大好きだった事や夢のことを、
いつのまにか忘れてしまったと思っていたけど、
いつのまにか、じゃ、なかったんだ…
.
でも、それも、慧との日々の中で少しずつ、思い出しつつあった…
A「ママ…」
俯いてこっそり、エプロンの端っこで涙を拭うママに、意を決して問いかけた。
A「それで今、慧ちゃんは…
どこにいるの…?」
立ち上がったママは、電話の横にあったメモ帳に手を伸ばしてさらさらと何かを書き留め、
ぴり、と破いて私に渡した。
「慧ちゃんは、…ここにいるわ」
震える手でメモを受け取る。
そこに書いてあったのは、彼が今いる場所____________
「…会いに行ってあげなさい」
A「……!」
ママに返事をする余裕もなく私は、
メモの切れ端とバッグを掴んで、転がるように家から出た。
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ちゃみ(プロフ) - ibuki1030さん» 全ては第5章からひとつひとつ明らかになっていきます(^^)第5章にもぜひ遊びに来てくださいね〜♪ (2018年10月1日 13時) (レス) id: 84a0c50988 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃみ(プロフ) - ゆずごしょうさん» ありがとうございます(^^)移行したら第5章にもぜひ来てください♪ (2018年10月1日 13時) (レス) id: 84a0c50988 (このIDを非表示/違反報告)
ibuki1030(プロフ) - 慧くんは生き霊だったってことですか?← (2018年9月29日 16時) (レス) id: ef9b356e71 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずごしょう(プロフ) - 少なくとも、慧くん亡くなってなくて良かった! (2018年9月29日 10時) (レス) id: 5f95aa5fdf (このIDを非表示/違反報告)
ちゃみ(プロフ) - れもんどーなつさん» ありがとうございます!年齢を重ねて涙もろくなるのは老化ではなく、経験値が上がり感情が豊かになった証拠らしいですよ!と、薮くんばりの余談でした笑 続きもがんばります(^^) (2018年9月25日 14時) (レス) id: 84a0c50988 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃみ | 作成日時:2018年9月15日 13時