一緒に卒業しないか？ ページ8
A｢なんか……勢いで選んじゃったけど……｣
鏡の壁面に映るワンピースを着た自分が凄く滑稽に見える。
A｢みんな、可愛い可愛い！って乗せるんだもんなぁ(泣)｣
着慣れないワンピースをチョイスした私をヒチョルはなんて思うんだろう……。
A｢こんな事まで気にするなんて……やっぱり私、ヒチョルを意識してるってこと……？｣
ああ！わかんないっ！
考えても答えが出て来ないよっ！
ピンポーン！
A｢あぁっ来たっ！えっと……カードキー持った！それから……っ｣
ガチャ！
ヒチョル｢おいっ！遅いぞっ！どうかしたの……か？｣
A｢あぁっごめんっ！忘れ物ないか確認しててっ！ヒチョル？｣
驚いた顔で私を見るヒチョルに気づいて慌てて言い訳する。
A｢あっ！やっぱ変だよねっ！こんな格好っ！らしくないっていうかっ！｣
ヒチョル｢……いや。すっごく似合ってる……。｣
A｢……ほんと？……ほんとに？｣
ヒチョル｢ああ！すっげー可愛くてびっくりした！｣
その笑顔にキュンとする私の心
ヒチョル｢俺のために着てくれたんだ……｣
A｢うん……｣
ヒチョル｢サンキュ……！｣
ギュッて抱きしめながらおでこにチュッてされたけど全然嫌じゃなかった
ヒチョル｢ああ！だめだ！ほんとはご飯でも食べながらロマンチックにとか考えてたのに我慢出来ねえ！｣
A｢何？｣
ヒチョルの顔を見た
ヒチョル｢お前がすきだ。｣
その瞳はまっすぐ私を見つめていた
ヒチョル｢友達じゃなく一人の女として。お前も同じ気持ちなら一緒に卒業しないか？心の友を……｣
ヒチョルの視線が唇を捉え近づいてきた……けど重なるギリギリのところで止まってまたギュッと抱きしめた
ヒチョル｢ここでキスするのはルール違反だな(苦笑)お前の気持ちも聞かずにやっちまったらチャンミンと同じだ……｣
A｢ヒチョル……｣
ヒチョル｢返事は今じゃなくていい。ただ、俺の気持ちは知っておいてくれ。お前と会う時も、話す時も、どんな時でも友達以上の気持ちでお前を見てるって……｣
A｢うん……私もヒチョルが好き。でもその気持ちが友達なのかそれ以上なのかまだわからないの……それが今の正直な私の気持ち。｣
ヒチョル｢ああ……わかってるよ。さ！食べに行こう！腹減ってんだ！(笑)｣
A｢うん！私も！｣
手を繋いで外に出た
その手はいつもより温かく感じ
一歩進んだ気がした……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1219人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
bubu - ひろさん» ありがとう！season3はコメディ中心に(笑) (2016年8月26日 23時) (
レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 愛さん» ここにはないです。 (2016年8月26日 23時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» しょうもないbubu章です(笑) (2016年8月26日 23時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» ありがとう！season3はコメディ満載のいつものし (2016年8月26日 23時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ちゃみゅさん» さっきエラーばっか出てコメント書けなくてダブってしまったけど。season3はコメディ色満載です (2016年8月26日 23時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：bubu | 作者ホームページ：http://twitter.com/comububu
作成日時：2016年7月24日 0時
