意地悪なアイツは年の離れた幼なじみseason2

それぞれの気遣い ※後半C ページ5

テヨン｢そしたらオンニはスヨンと同じ部屋を使って下さい。｣
スヨン｢やった！よろしく！オンニ！(ギュッと抱きつく)｣
A｢よろしく…テヨンちゃん、ありがとう……｣
テヨン｢オッパから聞きました。チャンミンオッパが引っ越してからオンニ、大変だって。ペンの子たち迷惑かけてますか？かけてたらごめんなさい。｣
A｢ううん！そんな事ないよっ！ペンの子たちは別に気にならないよっ！｣
テヨン｢余計な詮索はするなってオッパにも言われてますから私たち何も聞きません。だからオンニ、気にせずいて下さいね？｣
A｢うん。ありがとう……｣



あの事は伏せてテヨンちゃんに話してくれたんだヒチョル……。
そりゃ人に言えるような事じゃないし……。



スヨン｢オンニ！私、夜まで空いてるんです。後でお買い物行きましょ？着替えとか必要でしょ？｣
A｢うん。でも……｣




財布……置いてきた……



スヨン｢そんな心配いらないですよ！ヒチョルオッパが全部払ってくれるって。｣
A｢え？｣
スヨン｢セレクトショップに連絡入れといてくれるって言ってましたから高いお洋服選びましょうね(ウインク)｣



スヨンちゃんってば(苦笑)



ヒチョルがそこまで考えてくれるなんて……ただあそこから連れ出してくれたわけじゃないってとこがありがたかった……。



ユリ｢オンニ！オバサンの作ってくれた味噌チゲ温め直したの！一緒に食べよう！｣
スヨン｢行こ！オンニ！オバサンのチゲすっごく美味しいの！｣



スヨンちゃんに引っ張られてテーブルにつくと右隣にソヒョンが来た。



ソヒョン｢オンニ……？隣座っていい？｣
A｢うん。どうぞ？｣
ソヒョン｢ありがと……(携帯をそばに置く)｣
スヨン｢ソヒョン。行儀悪いよ？携帯そんなとこ置かない。｣
ソヒョン｢さ、さっきまで使ってたのっ！電源入ってないから……｣



数分前。



チャンミン｢え？！ヌナが？！｣
ソヒョン｢うん。ヒチョルオッパがうちの宿舎に連れて来たの。オッパ、オンニと喧嘩でもしたの？｣
チャンミン｢……うん、すっごく怒らせた……と思う。｣
ソヒョン｢だったらちゃんと謝らなきゃ。オンニと代わる？｣
チャンミン｢いやっ！今はいい！ありがと……ヌナには電話のこと何も言わないで？｣
ソヒョン｢うん。わかった。じゃ……｣
チャンミン｢待って！電源そのままで聞かせてくれないか？ヌナの声……元気かどうか確かめたい……｣
ソヒョン｢いいよ？待ってて…｣

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