意地悪なアイツは年の離れた幼なじみseason2

日本に行くまでのカウントダウン７ ページ34

チャンミン｢ハハハ！楽しいですね〜ヌナ！｣
A｢た、楽しいか……ぁ？｣



セルカ棒の先にあるiPhone見ながらクルクル回ってるだけなのに？！



チャンミン｢さ！次は手を繋いで歩きますよぉ！｣
A｢はいはい(苦笑)仰せの通りに。｣



ご機嫌な最強様の御気分を害さないように好きにさせる。



チャンミン｢今僕は彼女と浜辺を歩いてまーす！｣



おいっ！
実況すんなっ！



A｢はあーあ。きっと周りは私たちのことバカップルだって思ってるだろうな。｣
チャンミン｢いいじゃないですか。勉強しないバカは嫌いですけど、こういうバカは受け入れられます。｣



甘ちゃんですな。
自分には。



チャンミン｢メガネ邪魔ですね。取っちゃおぅ！｣
A｢わわっ！だめだってっ！｣



なんで取るのよっ！
せっかくの変装なのにっ！



チャンミン｢だって僕だってわからないじゃないですかぁ(口尖らせる)｣



誰に向けてのアピール？！
そんな口尖らせて拗ねることか？！



チャンミン｢別に僕は隠すつもりなんてないですけど。｣
A｢だめだって！ペンの気持ち考えな！｣



つき合ってる事が知れるだけでもショックな事なのに、ましてや相手がこんなオバサンだと知ったらきっと幻滅するよ……。



チャンミン｢またそうやって自分を卑下する……｣
A｢アンタだってEXOたちにオバサンだって呼ばせてたじゃん。｣
チャンミン｢それはっ！ぼ、僕以外のヤツがヌナって呼ぶのが許せなくて……｣
A｢は？｣
チャンミン｢だって！ヌナをヌナって呼ぶのは僕にとっては特別な意味だから！だから……｣
A｢わかったわかった！その話はもうやめよう！ま、アンタとつき合ってる時点で私がペンの事どうこうエラソーに言える立場じゃないし！｣



せっかく来たんだし楽しまなきゃね！

日本に行くまでのカウントダウン８→←日本に行くまでのカウントダウン６

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す