結婚の条件１８ 〜flashback〜 ページ10
A「…疲れた」
地獄のような食事会も終わってようやく家に戻った
A「ﾊｱｧ…なんでこうなるの？」
ーまた会いたいから連絡先教えて？ー
ーえ？！ー
ーだめ？ー
ーだめ…っていうか…ー
ーA、ﾕﾉくんが頼んでるんから教えてあげなさいー
A「あんなこと言われたら断れるわけないじゃん…ﾕﾉのお父さんもいるのに…」
結局、番号とｱﾄﾞﾚｽを教えたあげく
私のｽﾏﾎにﾕﾉ自身が自分の番号とｱﾄﾞﾚｽを登録した
私の電話帳に新たに登録された名前
A「何が【勇敢な虎】よ…ｯ！ずる賢い狐じゃない！絶対確信犯でしょ！私が連絡しないと思って…ｯ！」
しかもﾁｬﾝﾐﾝの前で堂々と！
A「…何もﾁｬﾝﾐﾝの前でやんなくったっていいじゃない…誤解されるじゃん…ｯ！」
ﾄｲﾚから戻ってからずっと食べっぱなしだったﾁｬﾝﾐﾝ
気分いいわけがない
A「…最悪」
なんだか外堀を完全に埋められ落城寸前の大坂城みたい
こんなことなら引き受けるんじゃなかった…
ﾏﾏ「A！」
A「何？」
ﾏﾏ「何？じゃないでしょ！ﾘﾋﾞﾝｸﾞに荷物置きっぱなしよ！」
そうだった
ﾘﾋﾞﾝｸﾞにﾊﾞｯｸﾞとお土産置いてそのまま部屋に直行したんだった
ﾏﾏ「今度置きっぱなししてたら捨てるわよ。」
A「ﾊｲ気をつけます」
ﾏﾏからﾊﾞｯｸﾞとｲﾍﾞﾝﾄ出演のお土産に貰った紙袋を受け取った
A「お土産…か…」
ーヵ…紙袋…ー
A「紙袋…」
ふとﾁｬﾝﾐﾝの言葉を思い出し
中を見てみた
中には東方神起の公式ｸﾞｯｽﾞとﾁｬﾝﾐﾝのﾒｯｾｰｼﾞ入りﾎﾟｽﾄｶｰﾄﾞが入っていた
「今日は来てくれてありがとう」だなんてありふれたﾒｯｾｰｼﾞ
公演は今日だけじゃない
明日だって明後日だってｽﾃｰｼﾞに立った女の子に渡すじゃない
笑顔で写るﾎﾟｽﾄｶｰﾄﾞのﾁｬﾝﾐﾝがなんだか憎らしくて裏に返した
A「…ん？ｺﾚ…何？」
ﾎﾟｽﾄｶｰﾄﾞの裏面に電話番号とｱﾄﾞﾚｽが、ﾒｯｾｰｼﾞとは別のﾍﾟﾝで書かれてあった
真新しいｲﾝｸの匂いに少し期待してしまう
けど
A「maxchangmin218@…まっさかぁ！」
こんなﾍﾞﾀなｱﾄﾞﾚｽなわけない
けど…
ﾋﾟｯ…
電話番号を押してみた
瞬間すぐ応答
「も、もしもし？！Aちゃん？！」
その声は紛れもなくﾁｬﾝﾐﾝだった
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bubu - リナさん» こんな私の話に感情移入までしていただいて恐縮です(>_<) (2014年4月27日 21時) (
レス) id: b2d99be856 (このIDを非表示/違反報告)
リナ - bubuさん» 返信ありがとうございます！3章も読まさしていただきました(*^o^*)ちょっと涙が出ちゃいました…完全に感情輸入しちゃっます(^^;;あと、極悪ユノさんもなかなかイイですね笑 (2014年4月26日 19時) (レス) id: 5fbef72eec (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 愛絵理さん» その未来の前にまた、平安時代に戻ります。そのあとのことはクライマックスに… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - のこさん» こんなことに…っ！ (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 裕さん» ホンマです… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2013年12月7日 18時
