結婚の条件４３ 〜flashback〜 ページ35
ﾕﾉ『その言葉…信じていいんだな？』
ﾁｬﾝﾐﾝ『２年も兵役に行かされる僕に何ができる？それにﾋｮﾝの言うように世間がﾁｮﾝﾕﾝﾎの女だと思っているのに僕のことが知れれば傷つくのは他でもないA自身だ…』
ﾕﾉ『それで潔く身を引く、と？』
ﾁｬﾝﾐﾝ『それだけじゃ不服？』
ﾕﾉ『ﾌｯ…いや(笑) 十分だよ？』
ﾁｬﾝﾐﾝ『それじゃ僕は失礼する…』
ﾕﾉ『待たなくていいのか？ 俺がお前の言うことを素直に聞くとでも？』
ﾁｬﾝﾐﾝ『…(ﾎﾞｿｯ)さっきも言ったろ？ この部屋は盗撮されてるって。ﾋｮﾝがAに何しても事務所が黙認してるのは、その隠し撮りしたﾋﾞﾃﾞｵを利用するため。ﾖｰﾛｯﾊﾟ進出を目論む事務所がAの母方からお金を引き出すために…ｯ！そんなことに利用されちゃだめだｯ！』
ﾕﾉ『…』
ﾁｬﾝﾐﾝ『Aのことがあってﾋｮﾝとはこんな風に離れることになったけど…僕はﾁｮﾝﾕﾝﾎという男を尊敬してた。これは本心だから…』
ｼｬﾜｰを終えて戻ったらもうﾁｬﾝﾐﾝはいなかった
ﾕﾉ「…明日ここに迎えに来るってさ」
ｿﾌｧｰに座ったままこっちも見ずにそう言った
A「…いいの？行っても…」
ﾕﾉ「じゃあ行くな」
A「…」
ﾕﾉ「野暮なこと言わせんなよ。行きたいくせに」
立ち上がってこっちに来た
思わず身がすくむ
ﾕﾉ「俺もｼｬﾜｰ浴びて来る。着替え用意しとけよ」
いつもとなんだか様子が違う気がするのは気のせい…？
A「ﾁｬﾝﾐﾝ…ﾕﾉと何を話したの…？」
・
・
『ﾁｬﾝﾐﾝ、帰ってたの？』
ﾁｬﾝﾐﾝ『ん…確かこの辺に…母さん、僕が子供の頃読んでた本、どこに片付けた？』
『どこってそうね…何冊かは妹たちにあげたけど殆ど処分しちゃったわ』
ﾁｬﾝﾐﾝ『ええ？！ﾏｼﾞかよぉ…』
『だってもう読まないでしょ？』
ﾁｬﾝﾐﾝ『その中に貰った本があるんだ。返したかったのに…』
『貰ったのに返すの？』
ﾁｬﾝﾐﾝ『いいよ…ないなら仕方ない…』
『お兄ちゃん、その本ってもしかしてこれ？』
ﾁｬﾝﾐﾝ『お？おう？！それだよ！それ！』
『あら、絵本じゃないのね？』
ﾁｬﾝﾐﾝ『小学生だよ？僕だってそんなの読んでなかったよ(笑) 明日彼女に会うから返すよ…』
『その彼女ってもしかして…』
ﾁｬﾝﾐﾝ『前に話しただろ？ 母さんに会わせたい人がいるって。その彼女と会うんだ…』
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bubu - リナさん» こんな私の話に感情移入までしていただいて恐縮です(>_<) (2014年4月27日 21時) (
レス) id: b2d99be856 (このIDを非表示/違反報告)
リナ - bubuさん» 返信ありがとうございます！3章も読まさしていただきました(*^o^*)ちょっと涙が出ちゃいました…完全に感情輸入しちゃっます(^^;;あと、極悪ユノさんもなかなかイイですね笑 (2014年4月26日 19時) (レス) id: 5fbef72eec (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 愛絵理さん» その未来の前にまた、平安時代に戻ります。そのあとのことはクライマックスに… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - のこさん» こんなことに…っ！ (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 裕さん» ホンマです… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2013年12月7日 18時
