結婚の条件４１ 〜flashback〜 ページ33
RRRRRRRR…
ﾕﾉ『ﾁｯ…これからだっていうのに！もしもし？！』
ﾕﾉの携帯が鳴って苛々しながら電話に出た
絶妙なﾀｲﾐﾝｸﾞで電話が鳴ってくれたお陰で太股に滑り込んだ手がその先に進むことは一旦回避出来た
事務所からの電話だろうか
ﾕﾉにとっていい知らせじゃないのか
携帯片手に部屋を行ったり来たりしている
ﾕﾉ『ﾊｧ？！何だって？！そんな勝手に！もしもし！もしもし！？ ｸｿｯ！』
携帯をｿﾌｧｰに投げつけるとこっちを見た
ﾕﾉ『… 俺から全てを奪っていったあいつ…その身も心もあいつに差し出したA…ただでは会わせるもんか…っ！』
ｿﾞｸｯ…！
ゆっくりとﾕﾉが近づいてくる
さっきとは違う
(逃げなきゃ…)
頭では解っているのにﾕﾉの眼光に捕らわれたように体が動かない
上半身を起こすのがやっとだった
ﾕﾉ「A…」
A「ゃ…！」
ﾕﾉ「遊びは終わりだ…」
A「…っ？！」
またﾍﾞｯﾄﾞに沈められ体を密着させるように覆い被さった
(もうだめ…ﾁｬﾝﾐﾝ…っ)
A「ﾁｬﾝ…ﾐﾝ…」
ﾕﾉ「いい加減諦めろｯ！あいつはこ…っ？！」
ﾕﾉの体が引っ張られたかと思うとﾍﾞｯﾄﾞから投げ出された
A「…ﾁｬﾝﾐﾝ…？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「大丈夫？ひどいことされたね…痛かったろ？」
縛られた腕をほどいていく
ほんとにﾁｬﾝﾐﾝ…？
目の前にいるのが信じられなかった
ﾕﾉ『ﾁｬﾝﾐﾝ！勝手な真似をするな！』
ﾁｬﾝﾐﾝ『許可は貰ったよ』
ﾕﾉ『ﾁｬﾝﾐﾅ！！』
『ﾕﾉ！こっちに来い！』
ﾕﾉ『嫌だ！二人きりになんてさせない！』
ﾁｬﾝﾐﾝ『構いませんよ。話をするだけだから。いてくださって結構です』
ﾕﾉ『お前…っ！』
ﾁｬﾝﾐﾝ『その代わり一切口出さないで下さい。僕にはAと話をする資格も権利もある』
ﾕﾉが言い返そうとしてﾁｬﾝﾐﾝが何かを耳元で囁くと、急に黙り込んだ
ﾕﾉ「…５分だ。」
そう言うとﾁｬﾝﾐﾝと一緒に来た事務所の人と部屋を出て行った
ﾁｬﾝﾐﾝ「A…っ！」
ﾕﾉが出て行くとｷﾞｭｳっと抱き締められた
A「ﾁｬﾝﾐﾝ…髪…」
離れてそんなに経っていないのにﾁｬﾝﾐﾝの身なりは変わってしまっていた
ﾁｬﾝﾐﾝ「ぁ…これ？急なんだけどお務めに行く日が早まっちゃって…(笑)」
お務めって…兵役？
もしかしてそれが処分…？
私のせいで行かされちゃうの？
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bubu - リナさん» こんな私の話に感情移入までしていただいて恐縮です(>_<) (2014年4月27日 21時) (
レス) id: b2d99be856 (このIDを非表示/違反報告)
リナ - bubuさん» 返信ありがとうございます！3章も読まさしていただきました(*^o^*)ちょっと涙が出ちゃいました…完全に感情輸入しちゃっます(^^;;あと、極悪ユノさんもなかなかイイですね笑 (2014年4月26日 19時) (レス) id: 5fbef72eec (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 愛絵理さん» その未来の前にまた、平安時代に戻ります。そのあとのことはクライマックスに… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - のこさん» こんなことに…っ！ (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 裕さん» ホンマです… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2013年12月7日 18時
