結婚の条件３９ 〜flashback〜 ページ31
ﾕﾉ「綺麗だよ…A」
ﾛｲﾔﾙﾌﾞﾙｰの上品なAﾗｲﾝのﾄﾞﾚｽ
髪はﾍｯﾌﾟﾊﾞｰﾝのような夜会巻きに纏められ
高めのﾋﾟﾝﾋｰﾙを履くとﾕﾉの高さに並んだ
鏡越しに私を覗くﾕﾉ
背中から順番にｷｽを落としていく
A「…やめて。出かけるんでしょ…？」
ﾕﾉ「ﾝ…出かけるよ…」
言葉とは裏腹になかなか止めようとしない
A「ﾕﾉ…ｯ！」
ﾕﾉ「わかったよ…」
最後にうなじにｷｽをするとようやく離れ
ﾄﾞﾚｯｻｰに置いてあるｼｮｰｹｰｽを開け同ﾌﾞﾗﾝﾄﾞの時計を服に合わせ始めた
A「ﾕﾉ…」
ﾕﾉ「なあどれがいい？金だといかにもって感じなんだよなぁ」
A「ﾕﾉ…約束…ｯ！」
ﾕﾉ「約束？なんかしたっけ？それよりこっちの時計の方が」
A「ﾕﾉ！ﾁｬﾝﾐﾝのこと…教えて…ｯ！」
ﾕﾉ「…ﾁｬﾝﾐﾝねえ…」
手に取った時計をｹｰｽに戻すとその手でｸｲｯと私の顎を持ち上げ顔を寄せた
ﾕﾉ「お・し・え・な・い」
A「そんな…っ…約束がちが…」
ﾕﾉ「だって…お前はまだ俺のものになってない、だろ？昨日は俺が勝手にｺｰﾌﾝしていっちゃっただけ(笑)」
A「ひど…っ」
ﾕﾉ「どっちが(笑) あいつのためならどんなことだってするお前の方がよっぽどひどくないか？ん？」
A「…」
ﾕﾉ「返事がないってことは認めたってことだな？話は終わりだ。って、泣くなよ…せっかくのﾒｲｸが落ちちまう(呆) ﾖﾎﾞｾﾖ？」
『彼女のﾒｲｸ直してくれないか？ちょっと愛の言葉を囁いたら感動しちゃって(笑) ﾊｲ至急お願いしまーす』
ー今日は素敵な女性とご一緒なんですねー
ー彼女ですか？ええ、幼なじみなんです。父の友人の娘さんで。暫く韓国に滞在すると聞いたので付き合ってもらいました(笑)僕、こういうﾄﾞﾚｽｺｰﾄﾞ苦手で(苦笑)ー
ーほんとにただの幼なじみですか？ ﾕﾉさん、唇に彼女と同じﾙｰｼﾞｭがついてますよ？ー
ーぁ…(ｺﾞｼｺﾞｼ) 挨拶ですよ！挨拶！彼女見た目通りｵｰﾌﾟﾝな生活ｽﾀｲﾙなので！ほら！こうして僕たちも挨拶するんです(笑)ー
ﾋﾟｯ…
ﾁｬﾝﾐﾝ「何が挨拶だよ…見た目通りｵｰﾌﾟﾝな？ 日本人のAがそんなことするわけないだろ…ｯ！」
ﾁｬﾝﾐﾝ『もしもし？ 今夜Aに会いに行きます。ﾕﾉに連絡して下さい…』
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bubu - リナさん» こんな私の話に感情移入までしていただいて恐縮です(>_<) (2014年4月27日 21時) (
レス) id: b2d99be856 (このIDを非表示/違反報告)
リナ - bubuさん» 返信ありがとうございます！3章も読まさしていただきました(*^o^*)ちょっと涙が出ちゃいました…完全に感情輸入しちゃっます(^^;;あと、極悪ユノさんもなかなかイイですね笑 (2014年4月26日 19時) (レス) id: 5fbef72eec (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 愛絵理さん» その未来の前にまた、平安時代に戻ります。そのあとのことはクライマックスに… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - のこさん» こんなことに…っ！ (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 裕さん» ホンマです… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2013年12月7日 18時
