結婚の条件３０ 〜flashback〜 ページ22
ﾕﾉ「どうしたの？早く入って？」
A「ここ…ﾎﾃﾙじゃない…」
ﾕﾉ「そうだよ(笑) 俺の家。ﾎﾃﾙなんかに泊めてﾁｬﾝﾐﾝと接触されちゃ困るからな」
A「嘘つきｯ！」
ﾕﾉ「嘘は言ってないさ。事務所が用意したんだから(笑)」
ｽﾓｰｸが貼られた車内からは外なんか見えなかった
それは外からも車内は見えないと言うことだ
ﾕﾉ「君の心は持っていかれたけど…ここは俺が先…だろ？」
ﾊﾟｼｯ！
唇をなぞるﾕﾉの手を振り払った
ﾕﾉ「俺を刺激するなって言っただろ…ｯ！」
ﾄﾞﾝｯ！
玄関のﾄﾞｱに押し付けられ
ﾕﾉの顔が触れそうなくらい近づいた
ﾕﾉ「ここは車内じゃないｯ！助けを呼んだって誰も来ないぞ…ｯ！」
A「ｬ…ｯ！？」
やめて！と言う間もなく重なる唇
男の力を利用して支配しようとする
嫉妬が本能に変わり
重なった唇からは荒くなった息が洩れてくる
そしてﾋﾟｯﾀﾘと押し付けられたﾕﾉの下腹部が硬くなってきた
A「ﾝ…ｯ！ｬ…ﾀﾞ…ｯ！」
ﾕﾉ「もう遅い…火がついちまった…ｯ！」
ﾕﾉの舌が固く閉じた歯の上を這い中へと侵入しようとする
最初は戒めだったつもりがいつしかその舌で快楽を求めるようになった
A「ｬ…ﾒﾃ…」
その声が虚しく響く
もうだめ…？
このままﾕﾉのものになっちゃうの…？
ﾁｬﾝﾐﾝ…
もう会えないの…？
A「ﾁｬﾝﾐﾝ…」
ﾕﾉ『その名を呼ぶなと言ったろ？！』
ﾋﾞﾘ…ｯ！
韓国語で叫び
怒りに任せて私の服を破った
ﾕﾉ「俺から離れなれなくしてやるよ…」
ﾕﾉの顔が私の胸の中へ沈んでいった…
ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ！！
けたたましく鳴るﾄﾞｱを叩く音
その音に一瞬だけﾕﾉが怯んだ
ﾄﾞﾝｯ！
怯んだ隙を狙ってﾕﾉを突き飛ばした
ﾄﾞｱを開けると誰かに引っ張られた
「ﾀﾞｲｼﾞｮﾌﾞﾃﾞｽｶ？！」
「ｲｯﾃｸﾀﾞｻｲ！」
「ﾎﾞｸﾀﾁ、ﾕﾉﾄﾒﾏｽ」
片言の日本語でそう言うと二人が残ってﾄﾞｱを塞ぎ、一人が私の手を掴んでｴﾚﾍﾞｰﾀｰへ向かった
A「ぁ、あの！」
「ぁ、ﾎﾞｸはﾁｬﾝﾐﾝのﾄﾓﾀﾞﾁ。ﾁｬﾝﾐﾝに頼まれました。ｵﾎﾞｴﾃませんか？ﾗｲﾌﾞでﾁｬﾝﾐﾝと一緒にいたｷｭﾋｮﾝです」
頷くと笑顔になった
ｷｭﾋｮﾝ「これでﾎﾃﾙに行って？」
「ﾁｬﾝﾐﾝ来ます」
お金と自分の上着を私に着せてくれた
結婚の条件３１ 〜flashback〜→←結婚の条件２９ 〜flashback〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 427人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
bubu - リナさん» こんな私の話に感情移入までしていただいて恐縮です(>_<) (2014年4月27日 21時) (
レス) id: b2d99be856 (このIDを非表示/違反報告)
リナ - bubuさん» 返信ありがとうございます！3章も読まさしていただきました(*^o^*)ちょっと涙が出ちゃいました…完全に感情輸入しちゃっます(^^;;あと、極悪ユノさんもなかなかイイですね笑 (2014年4月26日 19時) (レス) id: 5fbef72eec (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 愛絵理さん» その未来の前にまた、平安時代に戻ります。そのあとのことはクライマックスに… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - のこさん» こんなことに…っ！ (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 裕さん» ホンマです… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：bubu | 作成日時：2013年12月7日 18時
