結婚の条件２１ 〜flashback〜 ページ13
〜♪♪♪♪〜♪
朝ｲﾁ突如鳴り出す私のｽﾏﾎ
眠くてろくに開かない目のまま通話ボタンだけｽﾗｲﾄﾞさせた
A「ﾝ…ﾊｲ…もしもし…」
ーもしもし？Aちゃん？おはよう！ー
受話器の向こうから聞こえるﾊｲﾃﾝｼｮﾝな声にいやでも起こされる
A「も…誰よ…ｯ！？」
ﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲに写る【勇敢な虎】
ﾕﾉ「おはよう！もしかして寝てた？」
A「ﾊｲ…」
遅くまでﾁｬﾝﾐﾝと喋ってて余り寝てなかった私
朝っぱらから何事かと少し不機嫌気味に返事した
ﾕﾉ「ごめんごめん(笑) 今ね、Aちゃんちのﾏﾝｼｮﾝの前にいるんだ」
A「ぁ、そうなんですか…えっ？！」
うちのﾏﾝｼｮﾝの前？！
なんでﾕﾉが我が家を知ってんの？！
てか何しに来たの？！
ﾕﾉ「今…出て来れるかなぁ…？」
A「今から？！」
なんて言われて無理なんて言えるわけない
慌てて部屋着のままｽﾏﾎ片手に部屋を出た
ﾕﾉ「Aちゃん！」
ﾏﾝｼｮﾝを出ると
全身黒ずくめでﾌｰﾄﾞを頭からｽｯﾎﾟﾘ被りｻﾝｸﾞﾗｽをかけたﾕﾉがﾎﾞﾃﾞｨｶﾞｰﾄﾞ引き連れてﾏﾝｼｮﾝの前に立っていた
A「あの…なんでうちに」
ﾕﾉ「もう！だめじゃないか！そんな薄着で！風邪引いちゃうよ！」
人の話も聞かずに
自分のﾊﾟｰｶｰを私に着せた
ﾕﾉ「よし！行くよ！」
A「えっ？！行くってどこに…ｯ！」
やっぱり私の話は聞かないで
私の手を掴むと近くに停めてあったﾜｺﾞﾝ車に乗り込んだ
ﾕﾉ「ごめんね、突然押し掛けちゃって」
なんて今更謝られても困る
ﾕﾉ「お化粧してないんだね」
するわけない
さっきまで寝てたのに
ﾕﾉ「でも素顔のAちゃん、可愛いよ」
褒められても嬉しくない
第一印象が良かっただけに
食事会の時からﾕﾉへの見る目が一気に急降下した
ﾕﾉ「なんか機嫌悪そうだね？もしかして怒ってる？」
そりゃ怒るよ！
いろんな意味で！
A「…いいんですか？大事な公演もあるし、人目もあるのに外出なんかして」
ﾕﾉ「平気だよ(笑) Aちゃんのことは事務所も知ってるし」
知ってる？
知ってるってどういう
ﾕﾉ「そのうちわかるよ(笑) 降りて？」
某事務所の地下駐車場に車を停めると
ｴﾚﾍﾞｰﾀｰに乗ってＲﾎﾞﾀﾝを押した
意味不明なﾕﾉの行動言動が余計私をﾓﾔﾓﾔさせた
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bubu - リナさん» こんな私の話に感情移入までしていただいて恐縮です(>_<) (2014年4月27日 21時) (
レス) id: b2d99be856 (このIDを非表示/違反報告)
リナ - bubuさん» 返信ありがとうございます！3章も読まさしていただきました(*^o^*)ちょっと涙が出ちゃいました…完全に感情輸入しちゃっます(^^;;あと、極悪ユノさんもなかなかイイですね笑 (2014年4月26日 19時) (レス) id: 5fbef72eec (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 愛絵理さん» その未来の前にまた、平安時代に戻ります。そのあとのことはクライマックスに… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - のこさん» こんなことに…っ！ (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 裕さん» ホンマです… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2013年12月7日 18時
