頭脳戦 ページ7
稲葉｢じゃあね！ありがとうっ！また色々教えてね｣
｢あ、うん。｣
稲葉さんと別れて教室に戻ろうとすると、前を塞ぐようにスッと現れた人
CM｢稲葉に何か言われたか？｣
｢えっ？｣
見上げれば、そこにはチャンミンが心配そうな顔をして立っていた。
｢ううん！なにもっ！｣
そう答えた私を、怪訝そうな顔で見つめると
『今日は屋上行こう』と、少し強引に私を屋上へと連れ出した。
｢いっただっきまぁ〜す！｣
良く晴れた空の下、お弁当を頬張りながらチャンミンと並んで座っていた。
CM｢で？さっき何の話ししてたの？稲葉と｣
｢あぁ、うん……稲葉さんね？キュヒョンのこと、やっぱり好きみたい｣
さっきのことをチャンミンに言うと、チャンミンは少し心配そうな顔をした。
CM｢……何か言われたの？｣
｢キュヒョンに彼女はいるのか？とか、好きなタイプは知ってるか？とか｣
CM｢そっか。好きだったんだ、やっぱり｣
｢うん。だから正直に教えてあげたの。
付き合うのか付き合わないのかは本人次第でしょ？
だから、私が出来るのはここまで。｣
CM｢まぁな〜。キュヒョンが嫌なら断れば良いんだし｣
｢うんうん｣
パクパクとお弁当を食べていると、横に座るチャンミンは急に笑い出した。
CM｢ははっ(笑)なんでAなんだろうな？それ聞くの。っはは(笑)｣
｢えっ？稲葉さんは、私がキュヒョンと仲良いからだっていってたよ？｣
CM｢だったら俺でも良いだろ？同じクラスなんだから。
舞だってキュヒョンと仲良いし｣
｢あぁ〜……まぁ、そうかもね｣
CM｢もしかして……稲葉、これからAに良く声かけてくるかもな｣
｢えっ？……なんで？｣
CM｢Aはキュヒョンと仲良いし、同じクラスだし。
Aと仲良くなれば、手っ取り早くキュヒョンとの距離を縮められるだろ？」
｢え…………そういうことなの？｣
CM｢多分、稲葉頭良いし。
わざわざAに声かけたのは、この後のきっかけって事かも。
ちょっと警戒しといた方が良いな｣
｢そ、そうだったのか……｣
私はただ単純にキュヒョンの事が知りたいからだと思っていたのに
それはキュヒョンに近付くためのきっかけだったって事か……。
私には考えつかないその思考に、チャンミンはやっぱりただ者じゃないと思った。
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alexis(プロフ) - 裕さん» 裏の顔……ヒロインちゃんだけが知らない？いやいや！思い出して？付き合い前の彼を！苦手だったもの！(@_@) (2020年10月7日 23時) (
レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» 彼女のことはこれからですぜ( *´艸) (2020年6月3日 11時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 稲葉さん、静かなのが怖いわ・・・・そして彼女成績は？！wwwwwwwwwwww (2020年6月2日 14時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» トップシークレット扱いです( *´艸) (2020年6月2日 12時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» いつか見られるとは思いますけれども・・・(笑) (2020年6月2日 12時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年12月25日 14時
