横顔 ページ28
青空の下、こうやって寝転がるなんて事
最近では滅多にない
ゆっくり流れていく雲を見ながら、自分のいる世界は小さいな……なんて
改めて感じていた。
CM｢はぁー……｣
私と同じように、横に寝転がったチャンミン
その横顔を見ると、目を閉じ
今にも眠ってしまいそうなくらいに動かなくなった。
私もチャンミンと同じく目を閉じると、気持ちのいい風を頬に感じて
すぅーっと眠りに落ちていきそうになった。
ｷｭ｢おーい！寝てんの！？｣
急に声がしてパッと目を開けると、私の顔を覗き込んでいるキュヒョンがそこにいた。
｢寝そうになってた｣
ｷｭ｢なんだよ〜ひとに飲み物かいに行かせて寝るなよな〜｣
文句を良いながらチャンミンと反対の私の横に腰をおろしたキュヒョンは
買ってきたペットボトルをシートの上に置くと、そのまま私達のように寝転がった。
ｷｭ｢気持ちいいな、ここ｣
｢っふ(笑)うん｣
ｷｭ｢チャンミン寝てんの？｣
｢あーそう言えばさっきから無言だわ｣
ｷｭ｢寝てんのかよ(笑)｣
遠くで聞こえる小さい子供たちの声も
ざわざわと揺れる葉っぱの音も
どれも子守唄のような心地よさで、段々と目蓋が重くなっていく。
ｷｭ｢Aー？｣
｢ん？｣
ｷｭ｢ごめんな？｣
｢え？｣
急にキュヒョンが謝ったことに不思議に思って横を向くと
キュヒョンは空を見上げたまま。
ｷｭ｢稲葉のこと。ちょっと今回はさすがにAに迷惑かけちゃったなと思って｣
｢キュヒョンが悪いわけではないでしょ？｣
ｷｭ｢でも……｣
キュヒョンは視線をゆっくりと下へと下ろすと、目蓋をぎゅっと閉じた。
ｷｭ｢俺もどうしたら良いのか分かんない。
あいつさ、今までの子とはちょっと違うんだよ。
はっきり『付き合えない』って断ったのに
『どうしたら付き合ってくれるのか』って何度も聞いてきて。
伝わんなくて。なに言っても伝わんないんだよ……｣
そう言ったキュヒョンの横顔は今にも泣き出しそうで
こんな表情のキュヒョンを初めて見た気がした。
｢大丈夫だよ。｣
ｷｭ｢っ……｣
キュヒョンに向けてそっと微笑むと、キュヒョンはこちらに顔を向けた。
｢私達がいるから、大丈夫。
私もチャンミンも、舞も高杉くんもりっちゃんも
皆いるでしょ？｣
ｷｭ｢うん……｣
｢だから、皆で考えよ？どうしたらいいのか｣
ｷｭ｢A……｣
CM｢お前が本気出すからいけないんだぞ｣
｢｢っは！？チャンミンっ！！｣｣
寝ていたとばかり思っていたチャンミンが急に喋りだし
私とキュヒョンは二人同時に飛び起きた
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alexis(プロフ) - 裕さん» 裏の顔……ヒロインちゃんだけが知らない？いやいや！思い出して？付き合い前の彼を！苦手だったもの！(@_@) (2020年10月7日 23時) (
レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» 彼女のことはこれからですぜ( *´艸) (2020年6月3日 11時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 稲葉さん、静かなのが怖いわ・・・・そして彼女成績は？！wwwwwwwwwwww (2020年6月2日 14時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» トップシークレット扱いです( *´艸) (2020年6月2日 12時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» いつか見られるとは思いますけれども・・・(笑) (2020年6月2日 12時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年12月25日 14時
