ガッチリガード ページ23
それからというもの、私はチャンミンや舞達に守られ
一瞬の隙もない状態に。
自分のクラスに居るときはキュヒョンが必ず側にいて、トイレや移動教室も注意をして見ていてくれる。
そして、舞達は稲葉さんと同じクラスなので
彼女を徹底的にマークし、クラスを離れるときや
体育で皆がバラバラに動くときも、片時も彼女から目を離すことはなかった。
そんな皆の協力もあり、稲葉さんからは話しかけられることもなくなった。
そして今日は皆で屋上に集まり、お昼を食べながらの中間報告。
りこ｢うちら凄くない？監視能力最強だよね｣
舞｢トイレまでついたいくもんね！りこちゃん！｣
りこ｢そりゃ行くっしょ！｣
私は皆の気持ちがありがたいとお礼を告げると、皆はこうして行動しているのが楽しいと言う。
高杉｢Aちゃん、僕たち結構楽しんでるから気にしないでね｣
｢高杉くん……｣
舞｢そうそう！彼女ずっと監視してるから、変な動きしたら直ぐ分かるし！｣
りこ｢バイト先にも来てないんでしょ？｣
｢うん｣
CM｢キュヒョンは大丈夫？｣
ｷｭ｢うん、大丈夫｣
やっぱりキュヒョンはずっと元気がないまま。
私にはそれがずっと気がかりだった。
そして、皆から守られて数日が経った頃
学校はテストに突入し、稲葉さんの件で私は忘れていたけれど
本人達はなにも忘れておらず……
ｷｭ｢今回は1位は俺だな｣
CM｢いや、俺だ。｣
チャンミンとキュヒョンはテストの点数の１位争いで戦っていた。
静かに熱い争いを続けていた二人
いつもはオープンにテストの点数も見せ合うのに、今回は全くなにも言わず
ピリピリとした空気が何日も続き、やっと順位の張り出しの日がやって来た。
私も舞もりっちゃんも、学年皆がその順位をいまかいまかと廊下で見守る。
人集りのなか、先生がバッとそれを広げて張り出すと、そこには……
CM｢ッシャァー！！！｣
ｷｭ｢マジかよ……｣
高杉｢3位だ……｣
合計点が僅差なことに、そこにいた皆が驚いた。
男子｢マジかよっ！チャンミンとキュヒョン一点差だよっ！｣
男子｢なんだよあの点数……チャンミンヤバイだろ｣
男子｢それならキュヒョンもだよっ！スゲェーなぁ……｣
女子｢キュヒョンヤバくないっ！？凄すぎるんだけどー！｣
女子｢格好いい……｣
女子｢うん……ヤバいわ｣
チャンミン達の人気が再燃し、特にキュヒョンへの好感度が格段に増えた。
CM｢A？俺にご褒美〜！｣
｢よしよし。良く頑張った。｣
CM｢それだけかよ。｣
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alexis(プロフ) - 裕さん» 裏の顔……ヒロインちゃんだけが知らない？いやいや！思い出して？付き合い前の彼を！苦手だったもの！(@_@) (2020年10月7日 23時) (
レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» 彼女のことはこれからですぜ( *´艸) (2020年6月3日 11時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 稲葉さん、静かなのが怖いわ・・・・そして彼女成績は？！wwwwwwwwwwww (2020年6月2日 14時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» トップシークレット扱いです( *´艸) (2020年6月2日 12時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» いつか見られるとは思いますけれども・・・(笑) (2020年6月2日 12時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年12月25日 14時
