なぜなぜ？ ページ13
｢そういえば！稲葉さん、最近どうしてキュヒョンに話しかけないの？｣
キュヒョンが稲葉さんを怪しんでいたことの1つに、この事もあったことを思いだした。
そのわけが分かれば、皆も稲葉さんを誤解していたことに気付いてくれるかもしれないと。
稲葉｢あ、うん……。
私が話しかければ話しかけるほど……キュヒョンが引いていく感じ？｣
｢えっ？｣
稲葉「私今まで、話しかけた男子がそういうリアクションする事一度も無かったから。
どうして良いんだか分からなくて。
Aちゃんなら何かわかるかな？って、思って｣
｢あぁ〜……。｣
確かに稲葉さんは美人だから、今まで稲葉さんに話しかけられて迷惑に思った男子なんて居なかったと思う。
寧ろ嬉しく思うはず。
そう考えると、これまでにない相手のリアクションに戸惑うのも無理はない。
しかし……なぜだろう？？
なぜかモヤモヤした気持ちになるのは。
稲葉｢誤解されることは良くあるの。
良く話すようになった人に、突然告白されることとか｣
｢へぇ〜。｣
稲葉｢ただ楽しく話してるだけなのに、自分に気があるみたいに受け取られちゃうみたいで｣
｢ふぅ〜ん｣
稲葉｢でも人によるのかなぁ？
そう受け取って欲しい人には伝わらなくて
受け取って欲しくない人には、受け取られちゃうんだよね〜。
チャンミンにはすっごくアピールしたのになぁ……。
全然何にも伝わらなかった｣
｢……。｣
このモヤモヤ……。
この時私は思った。
いつかチャンミンが言っていたように
私も彼女とは仲良くなれなそうだな、と。
きっと、種類が違うのだと思う
考え方の種類が。
｢まぁ、キュヒョンにはそれとなく聞いとくよ｣
稲葉｢ホントッ！？ありがとう！Aちゃん！｣
「う、うん。
でも、協力はそれ以上出来ないと思う｣
稲葉｢……どうして？｣
｢ん〜。好きになるか、付き合うか。
そういうのは個人の問題でしょ？
私からは何も言えないよ｣
稲葉｢うん……｣
｢私はキュヒョンの友達だけど、友達だからって気持ちまで変えられる事なんて出来ないし
頑張るのは稲葉さんなんだから。｣
稲葉｢そうだね……｣
少し冷たいようだけれど、私はキュヒョンの友達として
こう返事をするしかないと思った。
今日感じた心のモヤモヤを見なかったことには出来ない。
正直に言うと、キュヒョンに稲葉さんと付き合って欲しいと思えなかった。
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alexis(プロフ) - 裕さん» 裏の顔……ヒロインちゃんだけが知らない？いやいや！思い出して？付き合い前の彼を！苦手だったもの！(@_@) (2020年10月7日 23時) (
レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» 彼女のことはこれからですぜ( *´艸) (2020年6月3日 11時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 稲葉さん、静かなのが怖いわ・・・・そして彼女成績は？！wwwwwwwwwwww (2020年6月2日 14時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» トップシークレット扱いです( *´艸) (2020年6月2日 12時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» いつか見られるとは思いますけれども・・・(笑) (2020年6月2日 12時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年12月25日 14時
