二人きりの公園 ページ41
チャンミンに手を引かれて入ったいつもの公園
そこのベンチに腰掛けると、チャンミンは私の手を少しも離すことなく
話し始めた
CM｢あのさ、A｣
｢うん？｣
CM｢恵里華ちゃんのことだけど……。
何も心配しなくて大丈夫だから｣
｢えっ……？｣
CM｢今日、何だかA……元気なかったから｣
｢っ……｣
CM｢恵里華ちゃんの話しした後、Aの様子がいつもと違ったからさ｣
｢ぁ……｣
チャンミンは気付いていた
私の様子に。
自分では誤魔化していたつもりだったけれど
上手く誤魔化せていなかった
CM｢この前、Aが”モヤモヤする”って言ってたから。
気にしてんのかな？って思って。
でも、だとしたら何も心配しなくていいから。
俺はAが好き。これまでも、これからもずっと｣
これからも、ずっと……
CM｢付き合ってからもずっとAの事ばっかり考えて
他の子の事を考える余裕ないほど。
Aが嫌なら、このバイトも辞める｣
｢えっ？｣
CM｢だって意味ないから。
Aともっといっぱい色んな思い出作りたいから始めたバイトなんだから｣
｢チャンミン……｣
私との思い出を沢山作るために
チャンミンの気持ちが嬉しかった
恵里華ちゃんと自分を比べて拗ねていた自分が恥ずかしい
こんなにも私のことを想っていてくれるチャンミンが
とても愛おしかった
｢ありがと……チャンミン｣
私はチャンミンの背中に両手を回してしがみついた
すると、チャンミンも私をぎゅっと抱きしめてくれた
CM｢ごめん。不安にさせちゃって｣
｢ううん｣
二人、抱きしめ合ったまま言葉を交わす
CM｢ずっと、恵里華ちゃんの事で元気なかった？｣
｢……うん。恵里華ちゃん、綺麗でスタイルも良いし。それに頭も良くて。
私、恵里華ちゃんに勝てるもの1つも無いから。
……そんなこと考えてたら、恵里華ちゃんに勝手に嫉妬しちゃったみたいで｣
恥ずかしくて、とてもチャンミンの顔を見ては言えないから
チャンミンにしがみつきながらそう言うと
チャンミンはぎゅうっと私を抱きしめる腕の力をまた強く入れた
CM｢俺のこと好き？｣
｢うん、好き｣
チャンミンの問いかけに応えて、更に恥ずかしくなってぎゅっとしがみつくと
チャンミンはぼそっと呟いた
CM｢……萌えじぬ｣
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裕(プロフ) - りんさん» ピンポン♪wここまでありがとうございました♪次章もよろしくお願いします！ (2019年12月25日 10時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» 真実はなんなのだろう？？というところで次章へ続きます(*´ω`*)ありがとうございました♪ (2019年12月25日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - キュヒョンのストライクは、ヒロインちゃん (2019年12月24日 18時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - 裕さん、しつこい女子は嫌われるぞ(-.-)誰、狙い？それでは？素敵なｸﾘｽﾏｽ.ｲﾌﾞになりますように！ (2019年12月24日 14時) (レス) id: 282608b978 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - りんさん» しーんぱいないさー♪w (2019年12月24日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年5月3日 23時
