やっぱり凄い人 ページ39
舞｢えっ！？ヤダヤダっ！今2人ちゅーするのかと思っちゃった！｣
私とチャンミンを見て、舞は焦りながら言った
高杉｢ちゅーて(笑)
ここファミレスなんだから！｣
舞｢だって！なんなの！？今の甘い空気は！｣
｢あまい？｣
CM｢いいだろ。付き合ってんだから｣
舞｢だってこんな間近で急に甘い空気出されたから！｣
高杉｢あははっ！(笑)ビックリしたのか｣
舞｢そうそう！｣
CM｢別に、チューしろって言うんならするけど｣
｢っ！？しないしっ！｣
CM｢ｸｸｯ(笑)
じゃあ帰ってから……｣
｢しないわっ！もぉーっ！！｣
CM｢え？しないの？｣
『あっはっはっはっはっ！』
くだらないことで笑う私達
4人とも食事も終わり、飲み物を飲みながら寛いでいると
向こうから恵里華ちゃんがやって来た
恵里華｢あのっ、チャンミン先生！ちょっと教えて貰いたいんですけど｣
物怖じしないようなはっきりとした言い方でチャンミンにそう言うと
『教え方が分からないから』とチャンミンに奥のテーブルまで来て欲しいと告げた
CM｢分かった｣
チャンミンは席を立つと、恵里華ちゃんと共に奥のテーブルまで行ってしまった
舞｢ほら、やっぱり来たよね。あの子。｣
高杉｢『教え方が分からない』って、確かに頭が良いかもね｣
｢っ……｣
奥のテーブルを見ると、恵里華ちゃんとその友達が座っている所へ
チャンミンは立ったままテーブルに手をついて、本のページを指さしながら真剣に何か話している
恵里華ちゃんのお友達は、そのチャンミンの言葉に頷き
理解が出来て嬉しそうな顔をしていた
舞｢チャンミンのああいう所見てるとさ、やっぱり凄いんだなって思うね｣
｢そうだね｣
舞の言うとおり、チャンミンの横顔はとても真剣で格好良くて
聞かれたことにすらすらと答えられる所は
本当に凄いと思う
きっと、本当ならば今の高校よりもっとレベルの高い高校に行くべきだったのだと思う
それなのに
私になんて合わせなくても良かったのに……
恋人同士になった今、チャンミンに悪いことをしてしまったような気分になる
私がもっと頭が良かったのなら
チャンミンのレベルに合わせることが出来たのなら
チャンミンはもっと学校生活を楽しく過ごすことが出来たんじゃないか……
そんなことを考えて、人知れず落ち込んだ
舞｢あ、終わったみたい｣
舞の言葉に顔を上げると、チャンミンがすたすたとこちらのテーブルに戻ってくる所だった
CM｢そろそろ出るか｣
チャンミンは残りの飲み物を飲み干すと、皆にそう言った
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裕(プロフ) - りんさん» ピンポン♪wここまでありがとうございました♪次章もよろしくお願いします！ (2019年12月25日 10時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» 真実はなんなのだろう？？というところで次章へ続きます(*´ω`*)ありがとうございました♪ (2019年12月25日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - キュヒョンのストライクは、ヒロインちゃん (2019年12月24日 18時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - 裕さん、しつこい女子は嫌われるぞ(-.-)誰、狙い？それでは？素敵なｸﾘｽﾏｽ.ｲﾌﾞになりますように！ (2019年12月24日 14時) (レス) id: 282608b978 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - りんさん» しーんぱいないさー♪w (2019年12月24日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年5月3日 23時
