お初の話し ページ29
舞達と待ち合わせ当日
駅前で待ち合わせの私達は、チャンミンと二人
歩いて駅まで向かった
｢今日天気良いね｣
CM｢うん。暑くなるかも｣
今日も良く晴れた青い空
夏はまだ先の筈なのに、日射しでじわっと汗をかきそうだ
駅が見えてきた頃、舞達がもう待っている姿を目にする
｢舞ぃーっ！おはよーっ！｣
手を振って走り寄ろうとしたとき
ふとチャンミンとの約束を思い出した
”『舞とばかり話しをしない』”
気持ちを抑えて走るのをやめ
チャンミンと手を繋ぎながらゆっくりと近付いた
舞｢おはよ〜！｣
高杉｢おはよう、チャンミン！Aちゃん！｣
いつもと変わらず爽やかな頭の良さそうな雰囲気の高杉君と
私達と居るときより女の子らしく見える舞
二人もまた、仲良さそうに手を繋いでいた
CM｢おはよ。早いね｣
高杉｢僕が舞を迎えに行くのが早かったから｣
あ、高杉君
『舞』だって。
ついこの間まで『舞ちゃん』て呼んでいた気がしたのに
舞｢高杉君はいつも早めに来てくれるの(笑)｣
舞は『高杉君』なんだね
皆の会話を聞きながら、そんな些細な事を拾って感心していた
CM｢A？行こうか｣
｢うんっ！｣
そして私達のダブルデートが始まった
目的地に向かう電車に乗ると、いつものようにお喋りを始め
話題はいつしかチャンミンのバイトの話しに
舞｢で、そのカテキョ先の中学生に好かれちゃってるんだ(笑)｣
CM｢笑いごとじゃないくらい、最近は家族ぐるみでグイグイ来る｣
舞｢うっそ！マジ！？｣
｢えっ？そうなの？｣
CM｢あっ。……まぁ……｣
舞｢Aっ！ヤバイよ！｣
｢グイグイ……｣
そっか、グイグイ来てるのか
家族ぐるみで。
二人きりだとそんなふうに私には言わないから
舞達が居てくれたことでチャンミンから”真実”か聞けたことに有り難く思った
CM｢あっでもっ！ただ向こうがグイグイ来るだけで
俺はキッパリ言ってるよ、いつも｣
舞｢キッパリ、なんて？｣
CM｢例えば……恵里華ちゃんの成績が上がった御礼にって食事に誘われたりとか｣
舞｢えっ！？｣
CM｢あと、この間時間が遅くなったからって送ってもらったんだけど
どうしてもおじさんがうちの両親に挨拶したいって｣
舞｢挨拶っ！？なんて！？｣
｢えっ？……それ聞いてない｣
CM｢あ、ごめん。言うの忘れてた｣
｢……。｣
チャンミンは、私がいつも舞とばかり話しをすると言っていたけれど
チャンミンは私以外にばかり本当のことを話す
正直、面白くない。
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裕(プロフ) - りんさん» ピンポン♪wここまでありがとうございました♪次章もよろしくお願いします！ (2019年12月25日 10時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» 真実はなんなのだろう？？というところで次章へ続きます(*´ω`*)ありがとうございました♪ (2019年12月25日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - キュヒョンのストライクは、ヒロインちゃん (2019年12月24日 18時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - 裕さん、しつこい女子は嫌われるぞ(-.-)誰、狙い？それでは？素敵なｸﾘｽﾏｽ.ｲﾌﾞになりますように！ (2019年12月24日 14時) (レス) id: 282608b978 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - りんさん» しーんぱいないさー♪w (2019年12月24日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年5月3日 23時
