広い部屋 ページ49
｢こんなに広かったっけ？キュヒョンの部屋｣
キュヒョンの部屋に入ったのなんて、いつ振りだろう
それ以前に、家に上がったのも久し振りだ
ｷｭ｢前はもっと小さい子供部屋だったから。｣
｢そっかぁ。その時の記憶しかないのか、私は(笑)｣
壁一面に本棚があって、綺麗に整頓されて本が並べられている
その棚には、CDやDVD
どこかの国の置物らや、色々な物が置かれていた
それに近付き、ゆっくりと順番に見上げていると
私の直ぐ横にキュヒョンが並んだ
ｷｭ｢何探してんの？『ﾌﾟﾘｷﾝ』こっち｣
目当ての漫画を指さすキュヒョン
少し下の方にそれは全巻並べられていて
私はそこにしゃがみ込んだ
｢おおっ！全巻！読んでも良い？｣
ｷｭ｢もちろん｣
1巻を手に取ると、それを持って部屋のソファに腰を下ろした
座り心地の良いソファ
まるで漫画喫茶のよう
｢このソファ高いの？｣
ｷｭ｢ん？なんで？｣
私が話しかけると、キュヒョンは私の隣に腰掛けた
｢座り心地が良い｣
ｷｭ｢まぁね(笑)それなり｣
｢え〜。お金持ちって凄いなぁ〜｣
ページをめくりながら話しをして、漫画を読み始めると
キュヒョンが私に話しかけた
ｷｭ｢付き合ってから、チャンミンどう？｣
｢ん〜？全然意地悪じゃなくなったよ〜｣
ｷｭ｢ははっ(笑)そっか。
優しい？チャンミン｣
｢うん。凄く優しい｣
目を漫画からはなすことなく、キュヒョンに返事をする私
久し振りに読むお気に入りの漫画は、やっぱりとても面白い
ｷｭ｢なんか……羨ましいな、チャンミンが｣
ぼそっと呟いたキュヒョン
彼女がいないとぼやいていたから、彼女がいるチャンミンが羨ましいのか
｢え〜？(笑)キュヒョンも彼女つくれば？
っていうか、いっつも可愛い子と付き合ってるじゃん！
女の子の方から寄ってくるんでしょ？
選びたい放題じゃない？｣
笑いながらキュヒョンにそう言って顔を向けると
ソファの肘掛けに肘をついて、ぼんやりと頬杖をついていた
ｷｭ｢誰でも良いってわけじゃないのっ。
はぁ……。
寄ってきて欲しい子は寄ってこないもんだよ？｣
ため息をつきながらそんなことを言って遠くを見るキュヒョン
｢うっそぉ〜？
中学の時も、学年一の可愛い子と付き合ってたくせに。
高校に入っても、他の学校の制服着た可愛い子と手繋いで歩いてるの何度も見かけてるけど、私｣
ｷｭ｢えっ。A、見てたの？｣
｢うん。見てた。だって校門の所で待ち合わせって、嫌でも目に入るでしょ｣
ｷｭ｢嫌でもって……｣
キュヒョンは苦笑いした
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裕(プロフ) - alexisさん» ムフフ( ´艸｀)新章もまた宜しくお願いします♪ (2019年5月5日 2時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» ありがとうございます！新章立ち上げました〜(*´∀`*)ノ (2019年5月5日 2時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - りんさん» 大丈夫なようで……大丈夫じゃないこともあったり……(笑) (2019年5月5日 2時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - KTさん» KTさんも、いつもありがとうございます！新章もまた宜しくお願いします♪ (2019年5月5日 2時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ららたまよさん» ありがとうございます(*´ω`*)新章3話程書いたので、またそちらにもコメント頂けると嬉しいです♪ (2019年5月5日 2時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年1月29日 14時
