カッコイイ ページ45
CM｢しないよ、しない。｣
起き上がって、またカーペットの上に座り直したチャンミン
私も起き上がり、呼吸を戻して座り直した
CM｢Aの勉強も教えなきゃいけないし｣
｢えっ？これからキュヒョンの所に行くんじゃないの？｣
さっきの話しの流れからすると、チャンミンは直ぐにキュヒョンの家に行く約束をしていたはずで
私にもそう言っていたけれど……
CM｢Aの勉強終わったら行く約束した、さっき｣
｢えっ？そうなの？｣
直ぐ行くって言ってたような……？
CM｢……もしかしたら、出来るかなぁ〜って思ってたから……｣
｢えっ？｣
ぼそぼそと呟いたチャンミンの、言葉の意味が分からなかった私はそれを聞き返すと
チャンミンは顔を上げて私を見た
CM｢ほらっ！教科書！｣
｢っあぁ、うん｣
さっきのことは何もなかったかのようなチャンミンに
いつもと変わらず勉強を教えて貰い、今日の勉強時間を終えた
チャンミンを玄関まで送りに着いていくと、お母さんも玄関までやって来た
母｢今日もお疲れ様。ありがとう、チャンミン｣
CM｢はい。あの、僕バイト始めようと思ってて｣
母｢あぁ、家庭教師の？｣
｢お母さん知ってたの？｣
母｢この間、チャンミンのママに聞いたの｣
｢へぇ〜｣
やっぱり隣のことは何でも筒抜けなのね
なんてことを思っていると、チャンミンが話しの続きを母にし始めた
CM｢でも、Aの勉強もちゃんと教えますから。
たまに都合が付かないときもあるかもしれないけど、宜しくお願いします｣
チャンミンは母にそう言うと、頭を下げた
母｢あらっ！そんなそんなっ！バイトを優先してくれて全然かまわないからね！
Aなんか二の次で良いんだからっ！｣
｢Aなんかて……｣
CM｢Aは最優先だから。僕には｣
チャンミン〜！！
なんて、心の中で人知れず感動していると
母は私を肘で小突いた
母｢今『チャンミンカッコイイ〜♪』とか思ってるでしょっ。ホレホレ！｣
｢うるさいわっ！イチイチ！｣
CM｢あはは(笑)じゃあ、おばさん
お邪魔しました。オヤツご馳走さまでした〜｣
玄関を出たチャンミンに手を振る母を残し
私も玄関を出た
門の所で『じゃあね』と声をかけると
チャンミンはクルッとこちらに向いた
CM｢さっき、カッコイイって思った？｣
｢……思った｣
チャンミンからの問いかけに、恥ずかしく思いながらもそう返事をすると
チャンミンはふっと笑って、私を抱きしめた
CM｢じゃあ行ってくる｣
その言葉のあとに短いキスをして、チャンミンはキュヒョンの家へと向かった
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裕(プロフ) - alexisさん» ムフフ( ´艸｀)新章もまた宜しくお願いします♪ (2019年5月5日 2時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» ありがとうございます！新章立ち上げました〜(*´∀`*)ノ (2019年5月5日 2時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - りんさん» 大丈夫なようで……大丈夫じゃないこともあったり……(笑) (2019年5月5日 2時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - KTさん» KTさんも、いつもありがとうございます！新章もまた宜しくお願いします♪ (2019年5月5日 2時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ららたまよさん» ありがとうございます(*´ω`*)新章3話程書いたので、またそちらにもコメント頂けると嬉しいです♪ (2019年5月5日 2時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年1月29日 14時
