新学期 ページ41
短い春休みが終わり、また学校が始まった
あれから
チャンミンは毎日私に会いに来てくれる
バイトがない日も、バイトがある日も。
そして
毎日私を押し倒す
『出来る環境ではない』のにだ。
今回初めて出来た『彼氏』に、私はこれが普通なのかと誰にも聞くことが出来ず
もやもやと新学期を過ごしていた
舞「明日は高杉君と買い物行くんだぁ〜♪」
金曜日のお昼休み
また皆でわいわいとお昼ご飯を食べているとき
舞が嬉しそうに言った
皆に冷やかされるのが恥ずかしいらしい高杉君は
これまで通り、私達と一緒ではなく
高杉君の友達と別の場所でお昼ご飯を食べていた
ｷｭ「おっ！良いね〜」
りこ「私も、あっちゃんとデート〜」
ｷｭ「どいつもこいつもリア充め！」
舞「Aは明日バイト〜？」
「うん。朝から。午前中に人がいないらしくて
お昼まで入るんだぁ〜」
舞「そーなんだぁ〜」
土曜のバイトはお昼まで。
午後はチャンミンがうちに来ることになっている
りこ「午後デートにでも行くわけぇ？」
「え……まぁ、どうしようかなぁ？ね！チャンミン？」
CM「うん。考えとく」
舞「キャ♪『考えとく』だってぇ〜♪」
ｷｭ「フンッ！」
『考えとく』なんて
明日はデートに行けるのかなぁ？
元旦振りのデートに胸が躍る
「ふふっ♪私も買い物とか行きたいなぁ〜
チャンミンはぁ？どこ行きたい？」
CM「Aがいればどこでも良いよ、俺は。」
「「キャー！！」」
唐突なチャンミンのそんな言葉に、舞とりっちゃんは悶える
「えへへ。楽しみ〜♪」
出かけることが嬉しくて、今までのもやもやも
その時は忘れていた
明日はデートだぁ〜！
何着ていこうかなぁ〜？
バイト終わりだから、どこかで待ち合わせしていこうかなぁ？
そんなことを色々と考え巡らせながら
お昼休みは終わった
・
りこ「じゃあねーっ！バイバーイ！」
「バイバーイ！」
放課後、玄関でりっちゃんと別れた私とチャンミンは
手を繋いで駅までを歩く
「ねぇねぇ、チャンミン？明日どこ行こうかぁ？
バイト終わりにどこかで待ち合わせするぅ？」
そう言ってチャンミンを見上げると、私に顔を向けた
CM「二人きりになれる場所」
「二人きりに？」
CM「うん。どこでも良いよ」
二人きり。
割といつも二人きりだと思うけれど
いつもより二人きりになれる場所なんて
どこなのだろう？
ハテナマークが並んだ頭でチャンミンを見上げると
CM「ｯﾌﾟ」
そんな私の顔を見て、チャンミンは笑った
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裕(プロフ) - alexisさん» ムフフ( ´艸｀)新章もまた宜しくお願いします♪ (2019年5月5日 2時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» ありがとうございます！新章立ち上げました〜(*´∀`*)ノ (2019年5月5日 2時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - りんさん» 大丈夫なようで……大丈夫じゃないこともあったり……(笑) (2019年5月5日 2時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - KTさん» KTさんも、いつもありがとうございます！新章もまた宜しくお願いします♪ (2019年5月5日 2時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ららたまよさん» ありがとうございます(*´ω`*)新章3話程書いたので、またそちらにもコメント頂けると嬉しいです♪ (2019年5月5日 2時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年1月29日 14時
