イブの朝 ページ18
クリスマスイブ当日の朝
目覚ましに起こされて下に降りると、休日の今日もキッチンで母は朝ご飯の用意をしていた
「おはよ〜」
母「あら、おはよう。朝ご飯ちゃんと食べて行きなさいね〜」
「う〜ん」
本当ならばもっとゆっくり寝ていられたはずなのに
今日も朝早くからキッチンに立っているのは
私のため
むふむふと、1人にやけながら歯磨きをして顔を洗った
ダイニングで母に今日の予定をあれこれ話しながら朝食を食べた
母「楽しそうね〜。良いわね〜」
「んふふふふ〜♪」
母「クリスマスプレゼント忘れないようにしなさいね(笑)」
「うんっ。朝イチで渡すんだぁ〜」
母「きっと喜ぶわよ、チャンミン」
「だと良いなぁ♪」
朝食を食べ終えて、私は自分の部屋に戻り支度を始めた
今日は寒いから、マフラーをしていこうか？
デートにはカワイイ格好をしていきたいけれど
思いきり楽しむ為に、防寒に気を付けた方が良いな
なんて、色々悩んで前日に決めた洋服
それに着替えて、お出かけ用のリュックを背負う
「うん！よしっ！」
リュックの中にはプレゼントの手袋
私も上着のポケットの中に、お揃いの手袋を忍ばせた
鏡の前に座り、身なりの最終チェック
いつもと変わらない私
お化粧くらいしたほうが良かったかなぁ？
でもし慣れていないし、荷物も増えてしまう
私はいつも使っている淡いピンクのリップを手にすると
それを唇に塗った
「うん。これでいいや」
リップもポケットに入れると、時計を確認する
そろそろだ
私は部屋を出て下に降り、お母さんに声をかけた
「行ってくるね、お母さん。
お土産買ってくる」
母「あまりお小遣い無駄遣いしちゃダメよ？」
「うん」
母「気を付けてね」
「うんっ！行ってきます」
玄関でスニーカーの紐を縛り直し、私は家を出た
バタンッ
朝の澄んだ空気と冷たい少しの風を感じて、一歩足を踏み出すと
そこにはもうチャンミンが塀に凭れて私を待っていてくれた
「おはよっ！チャンミンッ」
こちらに振り向いたチャンミンに挨拶をすると
にこっと笑って『おはよう』と応えた
そこで私は背負っていたリュックを下ろし、がさごそとプレゼントを取りだすと
チャンミンにそれを差し出した
「チャンミンッ！メリークリスマス♪はいっ！これプレゼントッ！」
朝イチで差し出したプレゼントに驚いているチャンミン
CM「ははっ(笑)もう？このタイミングで？」
少し戸惑いながら、チャンミンは『ありがとう』とプレゼントを受け取った
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裕(プロフ) - alexisさん» ムフフ( ´艸｀)新章もまた宜しくお願いします♪ (2019年5月5日 2時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» ありがとうございます！新章立ち上げました〜(*´∀`*)ノ (2019年5月5日 2時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - りんさん» 大丈夫なようで……大丈夫じゃないこともあったり……(笑) (2019年5月5日 2時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - KTさん» KTさんも、いつもありがとうございます！新章もまた宜しくお願いします♪ (2019年5月5日 2時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ららたまよさん» ありがとうございます(*´ω`*)新章3話程書いたので、またそちらにもコメント頂けると嬉しいです♪ (2019年5月5日 2時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年1月29日 14時
