招かれざる客2 ページ9
CM「そういやA、テスト親に見せたか？」
並んで立つ電車の中
チャンミンは吊革につかまりながら私を見下ろす
「……見せたよ」
実は見せていない
お母さんに見せたら、またなんやかんやとうるさいのは分かっているから
CM「嘘つけ。見せてないだろ」
「っ！？」
何でバレた！？
目を見開いてチャンミンを見上げると
チャンミンはクスッとバカにしたように笑った
CM「Aのやることも考えも全部こっちはお見通しなんだよ。ばーか。」
「バ！バカって！！(怒)」
CM「帰りにAのうち寄ってってやるから
おばさんにテスト見せろよ。俺がいればおばさんもそんなに怒らないだろ」
「え……」
帰りに？これから？テストを？お母さんに？
みせるぅ？
……確かに。
私1人だとお母さんはグチグチお説教が続いて
何ならご飯食べた後も、お風呂に入った後も
私の顔を見るとお説教が始まって……
はぁ〜……。
だから見せたくないのよ。テスト。
でもお母さんに絶大な信頼を得ているチャンミン
が一緒に居れば。。。
おおっ！！
チャンミンの言う通り、お母さんもそんなに怒らないかも！
私は考えに考えた後、チャンミンの提案を吞んだ
「……本当に？一緒に居てくれるの？」
CM「うん。Aの勉強の事はおばさんから頼まれてるし、俺。
Aも頑張ってたって俺が言えば
おばさんも納得してくれるだろ」
「う、うんっ！そうだね！」
CM「っふ(笑)」
あぁ〜〜〜
持つべき物は頭の良い幼なじみよね〜
隣にコイツがいて良かった♪
神様〜！ありがとぅ♪
それからチャンミンとは軽く打ち合わせをして
帰った
「よしっ！」
家の玄関に着いて、気合いを入れ直した私は
いつものようにドアを開けた
「ただいまぁ〜！」
『おかえりー』
家の奥からお母さんの声がして、次にパタパタとスリッパの足音が近付いてきた
母「おかえり…あら！チャンミンと一緒だったの？」
CM「おばさん、こんにちは」
母「今日ね！ちょうどドーナツ買ったのよ！ちょっと上がって食べていかない？」
お母さんはニコニコしながらチャンミンにそう言った
CM「ドーナツ！いただきまーす！」
母「ふふっ(笑)上がって上がって〜♪」
CM「おじゃましまーす」
ふぅ〜。
これまではよく見る光景
問題はこれからよっ！
1人ソワソワする私とは反対に
チャンミンはいつものように自然にうちに上がった
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裕(プロフ) - 美里さん» 読んでくれてありがとうございます。説明文のとこ？に『準備中です』と書いておいたのですが、見られなかったでしょうか？すみません。数話up出来ましたら全体に公開致します。今暫くお待ち下さい<(_ _)> (2018年12月27日 15時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
美里(プロフ) - いつも拝見しています。裕さんが更新するたび飛んできてます(^o^)次章にパスがついているのは私だけでしょうか？ (2018年12月27日 14時) (レス) id: 1c434293c2 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - yuritackeyさん» 甘々も気に入ってくれて嬉しいです(*´ω`*)また2章をお願いします<(_ _)> (2018年12月27日 13時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ゆっこさん» ありがとうございます(*´∀`*)ノ嬉しいなぁ♪また2章をお願い致します<(_ _)> (2018年12月27日 13時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
yuritackey(プロフ) - 甘々チャンミン！好きです！w更新が本当に楽しみです！ (2018年12月27日 12時) (レス) id: 37ee1174d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2018年12月5日 1時
