episode【CM】〜中学生７〜 ページ48
それからは、舞とキュヒョンが僕の片想いの応援団のようになった
3年生になって、進路の話しも具体的になり
親ともその事について話し合うことも多くなった
両親は、僕の行きたい学校へ行けば良いと
僕を全面的に信じていてくれた
そして僕はある学校を提案した
その理由は
Aと同じ学校へ行きたいから
僕のレベル的には、もっと上の学校を狙えるのだけれど
敢えてランクを落とした
けれど、僕が狙うその高校には
とても優秀な先生がいることを、僕の両親も知っている
そこならば誰も文句は言わないだろう
あとは、Aをその高校まで連れて一緒に入学するだけ
舞とキュヒョンの協力もあって、僕とAの両親をたきつけ
僕はAの勉強を手伝った
Aに理解しやすく教えるにはどうしたら良いか
僕も毎日寝る間も惜しんで研究をした
そして、周りの全ての人達の協力のお陰で
僕らは皆、その高校に合格した
そんな僕も、受験を終えて
気が付くと学力は上がっていて
それはきっと、Aに教えていたことで
自分も必死に集中して勉強をしていたからなのだと気付いた
そしてとうとう僕らは中学を卒業する
Aとの距離は中々縮められなかったけれど
卒業してもまた同じ学校へ行くのだから
またゆっくり作戦でも考えることにするか、と
のんびり構えていた
だってAは見た目には惑わされる事の無い人間だから
少しのイケメンに口説かれたところで
なびくことはないだろう、と。
卒業式
アルバムを手に、皆サインや一言を友達や好きな人にもらうのにクラスの皆は忙しかった
僕も、クラスの皆と仲の良かった友達に書いて貰いに行き
卒業式の開放感で、皆とワイワイはしゃいでいた
すると、廊下を小走りに急ぐAの姿を発見し
僕はその後を追った
ｷｭ「チャンミンっ♪」
CM「あ、キュヒョン」
ｷｭ「A、もしかして桜井にサイン書いて貰うのかもな」
CM「そっか……」
ｷｭ「ちょうど良いじゃん！目撃してからかってやろうぜ！」
CM「ちょっ！からかうって！」
そう言ったキュヒョンを止めようとすると
キュヒョンは言った
ｷｭ「良いチャンスじゃん！桜井のどこが好きだったのか堂々と聞けるだろ？」
僕はキュヒョンの言葉に変に納得し、Aの様子を見ていた
すると案の定、Aは恥ずかしそうに桜井からサインをもらった
なんだよ……
あんな顔しやがって
桜井を見上げるAの横顔は、僕がそれまで1度も見たことのないものだった
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裕(プロフ) - 美里さん» 読んでくれてありがとうございます。説明文のとこ？に『準備中です』と書いておいたのですが、見られなかったでしょうか？すみません。数話up出来ましたら全体に公開致します。今暫くお待ち下さい<(_ _)> (2018年12月27日 15時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
美里(プロフ) - いつも拝見しています。裕さんが更新するたび飛んできてます(^o^)次章にパスがついているのは私だけでしょうか？ (2018年12月27日 14時) (レス) id: 1c434293c2 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - yuritackeyさん» 甘々も気に入ってくれて嬉しいです(*´ω`*)また2章をお願いします<(_ _)> (2018年12月27日 13時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ゆっこさん» ありがとうございます(*´∀`*)ノ嬉しいなぁ♪また2章をお願い致します<(_ _)> (2018年12月27日 13時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
yuritackey(プロフ) - 甘々チャンミン！好きです！w更新が本当に楽しみです！ (2018年12月27日 12時) (レス) id: 37ee1174d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2018年12月5日 1時
