グル ページ37
教室に着いて、鞄を置くのもそこそこに
私はダッシュで舞のクラスに向かった
「舞っ舞っ舞っ舞っ舞ぃ〜！」
舞「おはよ。名前呼びすぎ」
「舞っ！大変っ！」
舞「はぁ？」
この週末にあったことを報告に舞の元へ行くと
そこへタイミング悪くキュヒョンがやって来た
ｷｭ「おはよ。早速舞に報告かぁ？」
ニヤニヤしながら私にそう言ったキュヒョン
舞は不思議そうな顔で私に聞いた
舞「なに？なんかあった？」
「それがねっ！」
ｷｭ「チャンミンが男を見せたんだよ。なっ？」
舞「男を見せた？……えっ！？まさかっ！？」
「……？」
ｷｭ「そう。そのまさか。やっとだよ〜。長かったなぁ〜」
舞「うそっ！！ホントにっ！？」
ｷｭ「ホントホント〜(笑)」
「……。」
舞「で、A？あんた達もう付き合ってるわけ？」
「え？……あぁ、それはま……」
ｷｭ「なんかチャンミン、今お預けくらってるみたいよ？A、考えさせて欲しいって言ったんだろ？」
「……。」
舞「えっ！？そうなの！？ヤダ〜！可哀想にね〜チャンミン(笑)」
ｷｭ「あはは(笑)でもさっ！アイツ、なんかスッキリしてたなぁ〜。
やっと素の自分でいられるって(笑)」
舞「あっはっはっ！(笑)演技までしてたのに嫌われるってねっ！あっはっはっ！」
ｷｭ「もうホント！アイツが不憫で不憫で(笑)」
「「あははははっ！！」」
何だかこの二人
妙に話が噛み合っている。
多くを語らずとも通じているのを見ていて
私は二人から後ずさりをした
舞「あははははっ！……A？どしたの？」
「まさか舞までグルだったの？」
舞「グルってなによ？グルって」
「舞まで二人とグルになって私を騙そうとしてるわけ？」
舞「はぁ？騙す！？」
「……もう誰も信じらんない。はぁ〜…」
ｷｭ「ちょっ！Aっ！」
〜♪〜♪〜
舞達の教室を出る少し前に始業のチャイムが鳴った
私はとぼとぼと自分のクラスに戻ると
皆はチャイムを聞いて席に着き始めようとしていた
自分の席に向かい、机に乗ったままの鞄を退かすと
ストンと椅子に座る
前の席では、ギリギリまでチャンミンに勉強を教えてもらっていた女子が
慌てて教室を出て行くところだった
CM「っ…」
チャンミンが振り返り何か言いかけたところで、先生が教室に入ってきた
『きり〜つ！』
そして朝のホームルームが始まった
それからちょこちょこチャンミンは私に話しかけようとしていたけれど
私はその度に友達の所へ行き、チャンミンに話す隙を与えなかった
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裕(プロフ) - 美里さん» 読んでくれてありがとうございます。説明文のとこ？に『準備中です』と書いておいたのですが、見られなかったでしょうか？すみません。数話up出来ましたら全体に公開致します。今暫くお待ち下さい<(_ _)> (2018年12月27日 15時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
美里(プロフ) - いつも拝見しています。裕さんが更新するたび飛んできてます(^o^)次章にパスがついているのは私だけでしょうか？ (2018年12月27日 14時) (レス) id: 1c434293c2 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - yuritackeyさん» 甘々も気に入ってくれて嬉しいです(*´ω`*)また2章をお願いします<(_ _)> (2018年12月27日 13時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ゆっこさん» ありがとうございます(*´∀`*)ノ嬉しいなぁ♪また2章をお願い致します<(_ _)> (2018年12月27日 13時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
yuritackey(プロフ) - 甘々チャンミン！好きです！w更新が本当に楽しみです！ (2018年12月27日 12時) (レス) id: 37ee1174d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2018年12月5日 1時
