信じられない ページ34
ついさっきのチャンミンとは正反対とも言えるほどに
今、私の目の前に居るチャンミンは別人のように優しい
周りの女子達には、いつもこんなふうにチャンミンは見えているんだ
だから沢山の女子から声をかけられるし
今日のように告られもする
チャンミンがモテるのが少し分かってきたとき
私の頭にふと疑問が浮かんできた
そもそも、私に対して冷たい態度を取るようになったのは小学校の時から
それから約６年ほど、チャンミンはずっと私に冷たかった
それなのに
何故今日は急に優しくなって、そして
『好きだ』なんて言ったのだろう
私が泣いていたから？
でもそれにしたって急すぎる
ハテナマークの沢山並んだ頭で導き出した答え
それは
もしかしたら……
『ピュアちゃん』な私を二人してからかっているのではないだろうか？
『好きだ』なんて告白して、私がそれに直ぐに『うん』なんて頷いたものならば
”『嘘だよバカッ！俺がお前を好きなわけないだろっ！
だから直ぐに騙されるんだよ！バーカ！』”
なんて
後で二人して私を笑う気じゃ……
「っ！？」
CM「A？」
あぁ！そうかもっ！
ありえーる。
このチャンミンの事だもんっ
こんな事言いかねない！
大体、ずっと私を好きだったのならば
あんなに冷たい態度をとることが出来るだろうか？
いや
私には出来ない。
私なら好きな人には優しくしたい派だ
と言うことは……
やっぱりただ私をからかって『好き』だなんて……
そんなことを考えていたら、段々泣きそうになった
そんな自分が不憫すぎて
CM「A？俺と付き合って欲しい。
好きなんだ、ずっと。」
「……。」
CM「今まで恥ずかしくて……素直になれなかったけど
もうそれも、なんだか辛くなってきて」
「……。」
CM「Aに『嫌い』って言われる度に……泣きたくなるっていうか……」
私はチャンミンの言葉を『騙されない』という強い気持ちで聞いていた
CM「もう、強がりも全部終わりにして
……素直になろう、って」
「………。」
CM「だから、俺と……」
「少し、考えさせて欲しい」
CM「え……」
これまでのチャンミンを見ていて、今言った言葉を全て信じることは出来ない
かと言って、全部を『嘘』だと思うことも出来なかった
だから
「考える。だから、直ぐには返事は出来ない」
きっぱりとそう言った私に、チャンミンは
CM「うん」
優しく微笑んで頷いた
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裕(プロフ) - 美里さん» 読んでくれてありがとうございます。説明文のとこ？に『準備中です』と書いておいたのですが、見られなかったでしょうか？すみません。数話up出来ましたら全体に公開致します。今暫くお待ち下さい<(_ _)> (2018年12月27日 15時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
美里(プロフ) - いつも拝見しています。裕さんが更新するたび飛んできてます(^o^)次章にパスがついているのは私だけでしょうか？ (2018年12月27日 14時) (レス) id: 1c434293c2 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - yuritackeyさん» 甘々も気に入ってくれて嬉しいです(*´ω`*)また2章をお願いします<(_ _)> (2018年12月27日 13時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ゆっこさん» ありがとうございます(*´∀`*)ノ嬉しいなぁ♪また2章をお願い致します<(_ _)> (2018年12月27日 13時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
yuritackey(プロフ) - 甘々チャンミン！好きです！w更新が本当に楽しみです！ (2018年12月27日 12時) (レス) id: 37ee1174d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2018年12月5日 1時
